外国人のおもてなしにおすすめ!外食ベスト5選【日本国内編】

外国人のおもてなしにおすすめの外食ベスト【日本国内編】

 

今回は、外国人と一緒にお食事する際の、おすすめ外食をご紹介したいと思います。

 

私が実際に外国人のアテンドをした際や、友人からリクエストが多かったものを取り上げさせて頂いてますので、ご参考頂けたら幸いです。

 

 

フレンドリーな外国人なら、やっぱりB級グルメ!

 

外国人との外食なら、やっぱりお寿司や天ぷら?と思うかもしれませんが、ローフィッシュが苦手な外国人も存在します。

 

相手の好みをリサーチすることが可能であれば、日本の和食を存分に堪能して頂くのがベスト。

 

そうでない場合や、フレンドリーに付き合う間柄、相手の好みが手探りの場合は、気楽にB級グルメにお連れするのもおすすめですよ。

 

①甘辛ソースが魅力の「お好み焼き&たこ焼き」は、おもてなしのB級グルメ王者!

 

日本国外にも普及してきたとは言え、まだまだ「日本料理店の一品」としてメニューに置かれているだけのことが多い、お好み焼きとたこ焼き。

 

この2つの魅力は、なんといってもそのソースのお味。

 

以前の記事にて「お好み焼きソース」をお土産におすすめしたこともありますが、外国人にとって、甘辛いような、なんとも不思議なこのソースのお味は実は、外国人にとって未知の味。

 

迷ったらコレ!外国人に喜ばれるおすすめ定番日本土産③

 

また、鉄板の前でみんなでワイワイと焼く感じや、パンケーキのような不思議な見た目の料理は、雰囲気的にも興味をそそります。おすすめです。

 

たこ焼きに関しては、タコが食べれない国の方には注意が必要です。

最近では中の具をタコ以外に指定できるお店もあるので、ビジュアル的にも丸くて可愛らしいたこ焼きは、ぜひ体験して欲しい1品。

 

大阪で外国人のおもてなしするならば、やはり大阪の激ウマなたこ焼きも体験して欲しいですよね!

 

②海外でも人気のラーメンは本場でも外国人に大人気!

 

やっぱり外せないラーメン。

困ったときは、駆け込みましょう。(笑)

 

海外にも日系のお店が増えたため、かなりレベルの高いラーメンを食すことができますが、やはり本場ならではの美味しさも体験して欲しいところ。

 

一般的に、豚骨味、坦々麺をはじめとするスパイシーな辛口系のラーメンが人気があります。

醤油や塩味、味噌味などは、海外でも日本人の方がやはり好む傾向があります。

 

味が濃くてしっかりしたラーメンの方が、外国人にとっては馴染みやすいのかもしれません。

「まだラーメンを食べたことがない」という外国人をお連れする場合は、上記のメニューが含まれているお店がベターです。

 

ラーメンを食べ慣れている方には、予め食べたい味を聞いておくのも良いかと思います。

通な方は、醤油や味噌などを好む傾向がありますからね!

 

ちなみに、私はトマト味のラーメンがかなり好きなので、外国人仲間の選択肢に含ませたところ「それはナイかな・・」ということで、却下されました。(笑)

味のしっかりしたスープを好む外国人でも、やはり、あまり洋風すぎても魅力は薄れるそうで・・・

 

でも、トマト味のラーメン、あれは日本でしか食べれないですよ。ホントに。

しかも、専門店となると都心にしかありませんからね。

 

興味がある外国人がいれば、ぜひ選択肢に入れてみてください。(笑)

帰国する日本人(トマト好きの方)をお連れするのもおすすめです。

 

③BBQ好きの外国人は焼肉も大好き!Japanese BBQを楽しもう

 

焼肉は海外でも食べれるのですが、一般的に焼肉といえば「コリアン・バーベキュー」と呼ばれるため、お店も韓国系の焼肉店の方が普及しています。

 

日本の焼肉店のオープンも増えてきているものの、やはり、日本の焼肉店で出されるようなお肉は海外でも手に入りにくく、自宅で簡単にできるものでもないため、少し予算も高め。

 

日本にはかなりお安い焼肉店や、食べ放題の店もありますので、お連れするとかなり喜ばれます。

 

もちろん、焼肉の高級店に行けば、その美味しさに驚くことでしょう。

その辺は予算の都合にて。

 

④やっぱりシンプルに「肉」!お手軽なステーキやハンバーガーも外せない?

 

私の友人(イギリス人、イタリア人)には、最終的にはやはりこの辺の、ジャンクやミーティーなものを選択する人が多いですね。

 

薄味が多い純粋な和食を好むのは、やはり日本通や、日本文化に詳しい外国人であって、ビジネスや数日のみの旅行としてきている方にとっては、味のしっかりしたものを求める人も意外と多いんです。

 

以前に7人の外国人と行動を共にした際に、多数決でお店を決めようとした際のこと。

「居酒屋に行く人、手をあげて!」→ゼロ

「ラーメンに行く人、手をあげて!」→4人

「お肉や洋食がいい人!」→3人

以上の結果でした。

結局2手に分かれたんですけどね・・・(汗)

 

そこで、お肉派の方と行ったのが、ステーキハウスです。わりと安いチェーン店系の。

美味しい、美味しいと大騒ぎでした。(笑)

つけあわせのフライドポテトにも安心するみたいですね。ポテトのお代わりしていましたよ。

 

また、迷った時や、行く先々のお店が混雑していて探すのが面倒になった時に、行き着くのはチェーン店系のハンバーガー店や、サンドイッチ店です。

(実は、最初から行きたかったんじゃないかな?)

そう思うくらいに、足早で、喜んで向いますね。

基本的に、ファストフードが好きなんだと思います。

 

例えば、チェーン店でも日本ならモスバーガーとか、日本飲食店が展開しているバーガーショップ等にお連れすれば、より日本旅行感が出るかもしれません。

 

⑤ジャパニーズケバブ「焼き鳥」もおすすめ!

 

居酒屋は、日本文化を好む外国人におすすめではありますが、魚料理を中心に提供している居酒屋や、日本の食材を豊富に使った居酒屋、つまり日本人が好きそうなところだと、逆にそれらのメニューを食べれない外国人がいる可能性も高くなります。

 

しかし、居酒屋メニューの中でも、比較的誰もが食べやすく、好まれるのが「焼き鳥」です。

焼き鳥がメニューに置いてある居酒屋や、焼き鳥専門店なども実は喜ばれる穴場のお店です。

 

ケバブは、わりと世界各国に存在する料理ですが、焼き鳥はまさにジャパニーズケバブと呼べるもの。

どの国の方が食べても抵抗なく食べることができ、味付けも、タレや塩など、自身でオーダーできることもあり人気なんですね!

 

外国人は野菜が好きな方も多いので、野菜を焼いたものや、日本の椎茸、銀杏なども興味深いと思うのでおすすめ。

 

気をつけたいのは、内臓を食べれない方が多いということ、そして宗教的な問題で食べれない食材には注意した方がいいというところです。

 

ベジタリアンのメニューを確保しよう!

 

外国人にはベジタリアンの方が結構います。

 

海外には、ベジタリアン専門店も多いほか、通常のレストランでも、必ずベジタリアンメニューというのがあり、ベジタリアン向けであることや、使われている食材が表記されています。

 

しかし、日本にはまだまだベジタリアンが行ける店が少ないのが現状。

 

ベジタリアン専用メニューまで行かずとも、ベジタリアンでも食べれるようなメニューがあるかどうか、念のため確認しておく方がベストです。

 

以前、仲間内の1人だけがベジタリアンで、居酒屋ならば何かしら野菜メニューがあるだろうと皆で行った際、まさかの「野菜のみのメニュー、ゼロ」ということが!

お店を出るのも失礼だし、でも、仲間もお腹減ったと言ってるしどうしよう・・・と迷っていたところ、お店のご好意で、野菜だけで作ったチャーハンをご用意してくれました。

本当に、その時のお店には感謝しかありません。

 

意外と「ベジタリアンメニューに拘って探す」というのもミソですよ。

外国人のおもてなしの幅が広がります。

 

イギリス人が日本で求めるものとは?

 

イギリス人のおもてなしに困ったら、パブに連れて行けば間違いありません。

 

彼らにとってパブは社交場。日常になくてはならないものです。

イギリス人をおもてなしする際は、下手すれば、日本文化のお店で責めるより、毎晩パブにお連れした方が喜ばれる可能性が高いです。(笑)

 

彼らはビアの味には結構うるさいので、パブであれば基本的に国外メーカーのものが多数揃うので安心ですが、日本のビールを取り扱うパブ風のバーなどに行く場合は色んなメーカーが揃っている方がベターです。

穴場のパブを見つけておくのもいいかもしれませんね。

 

ビジネスでイギリス人をお迎えする際に宿舎を提供する時、ホテルのクラスや、アクセス、予算など色々考えてベストな所を探していると思いますが、「パブの近く」や「パブに歩いて行ける距離」をポイントのひとつに入れるのをお勧めします。仕事後にふらっと立ち寄れるパブが近くにあると、ものすごく喜ばれますよ!

 

 

日本でもフィッシュ&チップス!?

 

イギリス料理の定番である「フィッシュ&チップス」は、彼らにとって1番のソウルフード。

 

日本のフィッシュ&チップスは、本場に比べてかなり小さなもので、主食になるイギリスのフィッシュ&チップスに比べると、おつまみ程度の大きさのメニューが多いです。

イギリスのものは魚の味を活かし、自身で塩胡椒やビネガーをかけて味付けをしますが、日本のものは、予め下味をつけて調理しているので、味は濃いめ。

 

しかし、「これはイギリスのフィッシュ&チップスじゃない!」と、文句をいう人はいません。

 

むしろ、好んでオーダーしてますので・・・

かなりのフィッシュ&チップス愛が強いと言えますね。(笑)

 

基本的に、パブには必ず置いてあるメニューですので安心です。

 

イギリス人には、日本国内でも遠慮なく、日本流のイギリス愛を推してOKですよ!

 

イアリア人にタブーな日本国内の外食とは?

 

母国の食文化に一番の誇りを持つイタリア人に、「イタリア料理でおもてなし」は絶対にNGです。

 

どんなに美味しいイタリア料理店をチラつかせても「イタリアじゃなければイタリアンを食べたくない!」という彼らですので、チェーン店系や、自宅でパスタを御馳走しようなんてもってのほか。

 

イタリア人にイタリア料理でおもてなししようと考えてはいけません。

高い確率で文句(というか軽いお国自慢)を言われます。(笑)

 

極端に言えば、イタリア人には、日本料理のおもてなしでも「どう?日本はおいしいでしょう!?」というのもタブー。

 

食の王国出身のイタリア人にとって、料理と言えばイタリアに勝るものはないと思っています。

お好み焼きや日本料理を食べて、どんなに「おいしい」と言ってたとしても、お世辞程度に受け取りましょう。

「日本の料理に喜んでくれて嬉しい、ありがとう!でもイタリア料理にはかなわないよ」

それくらい言って丁度いいです。(笑)

 

ただ、長期滞在しているイタリア人の場合は、やはり母国の味が恋しくなるでしょうし、日本人がイタリアの飲食をリスペクトしてくれたり、イタリア品でおもてなししようとする気持ちに喜ばないわけではありません。

さりげなく、おもてなしの中にイタリアの空気が流れていたら、感動もひとしお。

 

下手に調理などをするのではなく、イタリア産のもの、ワインやチーズと言ったアペリティーヴォでおもてなしすれば、間違いありません。

 

詳しくは以下の記事でどうぞ。

 

来日イタリア人も泣いて喜んだ?!嬉しいアペリティーヴォなおもてなし法

 

まとめ

 

外国人のおもてなし外食には、意外にもラフでカジュアルなものや、外国的な味付けが喜ばれることも多いんです。

 

日本には美味しいものも沢山あるので、日本の文化で攻めたい思いもありますが、お寿司などの定番スタイルの中に、時々洋風なスタイルや、気負いなく試せるB級グルメなどでおもてなしすると喜ばれますよ!

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

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