「新品のポストカード」はお土産にせず、メッセージを入れて相手へ送ろう!【避けた方が無難なお土産②】

こんにちは。

 

今回は少し違った角度で「お土産」をテーマに更新しています。

 

このブログは、前回更新のブログ『重量のあるお土産はパッキングを悩ませる?【避けた方が無難なお土産①】』の続きです。

 

ご興味ある方は、以下のリンクより前半をお読みいただけたらと思います。

 

重量のあるお土産はパッキングを悩ませる?【避けた方が無難なお土産①】

 

 

避けた方が無難なお土産って、実は身近にある?

 

このブログでは、海外旅行や滞在から日本へ持ち帰るお土産だったり、日本から海外に住んでる方へ向けてだったり、基本的には海・国境を越えてのお土産として例をあげています。

 

今回は少しネガティブ面のフォーカスですが、これまでもおすすめお土産のトピック内で「避けた方が良いかも」という例をあげさせていただいた事もあり、そんな余談や実体験をまとめました。

 

以下で紹介するものが絶対というわけではありませんので、参考程度にしていただけたらと思います。

 

では、前回ブログからの続きです。

 

賞味期限の短い食品は注意。お土産にするならなるべくなら長め期限のものを

 

お土産定番と言えはやはり食品関係です。

 

食品で注意したいのは、前回紹介したように「重量の問題」もありますが、それよりもまず気にしたいのが「賞味期限」です。

 

お互いが国内移動でのお土産であれば良いですが、海を渡ってのお土産の場合は、賞味期限が長ければ長いほど安心と言えます。

 

移動の問題もありますが、渡す相手によってはうっかり「お土産もらってたのを忘れてた」ってことも!?

 

買った側でも貰った側でも、横着な方だとスーツケースのアンパックをせずしばらく放置してたり、スーツケースのポケットに入れたままお土産あったことに気付くのが遅れたり・・など、大雑把な方も結構多いんですよ。(笑)

 

賞味期限が数日では足りないのはもちろん、1週間や2週間くらいでも微妙です。余裕があるように見えますができれば避けましょう。

 

「2週間くらい賞味期限あれば大丈夫だろう、おすすめで美味しいし、どうしても食べてほしいから!」と思うのは、渡す側だけのハナシ。

 

お土産を受け取る側としては、いただいて即日食べなければいけないお土産よりも、頂いたお土産を少し眺める余裕のあるくらいの賞味期限がある方が気が楽なんですよね。

もっと言えば、お土産を受け取る側は頂くだけで嬉しいもの。

 

リクエストを頂いてない限り、何を贈るかの「こだわり」は渡す側の主張で、「すっごい厳選して探したお菓子なんだぞう!」と言ったところで、相手はそこまで考えていないんですよね。(笑)

お土産をもらったことに対して十分に満足しているんです。

 

また、海外渡航の場合、近隣のアジア国ならまだしも欧米となると直通フライトでも半日を要します。

行き来だけでも丸々2日潰れちゃうわけですよね。乗り継ぎ便を使う場合だとそれ以上。

 

到着してから目的地の滞在場所、あるいは自宅まで向かうまでにも時間を要しますし、時差があれば更に混乱します。

 

お土産用として売られている食品は1ヶ月かそれ以上の賞味期限のものが多いですが、普通の店頭で売られているものは賞味期限が短いものが多いです。

 

特に日本の商品の場合は、お持たせ用の食品には半生系のフレッシュなお菓子も沢山売られていますので、賞味期限が短いものも多いです。

確かに、フレッシュなものが嬉しいって人の方が多いかもしれないんですけどね。

 

賞味期限が短いものをお土産とする場合は、自分が食べたいもの・自分用のお土産のみにした方が無難です。

 

 

現地の絵や写真の(新品の)ポストカードや、風景の写真。お土産に差し上げた方は満足だけど、実は・・・

 

いわゆる、未使用のポストカードのことですね。

 

相手にとって記念になったり懐かしくなるような風景やアートを描いたポストカード。または、誰かが撮影した写真を想いを込めて贈りたいと思うこともあると思います。

 

しかし、そのチョイスは少し微妙かもしれません。

 

個人的には、もらって困るものワースト1クラスです。(苦笑)

なので、私自身も誰かに(新品のポストカードや写真類は)あげないように気をつけています。

 

私も何度か頂いたことがあるのですが、具体的に何がどう困るというわけでは全くないのですが・・・正直、どうすればいいのかな?という微妙な感想になります。

 

きつい意見を言えば、「この絵を見て」「この写真を見て~」というのは、贈る側のエゴ、または究極のエコ土産ではないかと思うんですよね。

 

エコ面で言えば、紙類だし、軽い、薄い、安い。そして処分も簡単。

 

確かに持ち歩きも楽ですし、置き場に困るようなものでもなく邪魔になりません。

ただ、いただいた方は、それをどうすれば良いのかわからない人が多いのではないかと思うんです。

 

例えば、「日本の思い出にしてね」と、日本の風景の新品ポストカードをお土産として頂くとします。もしくは「海外旅行先の風景なの!」って感じで、旅行帰りの友達が新品のポストカードをくれたとしますよね。

 

新品のポストカードなんだから、今度はそれを使って自分の友達に暑中見舞いなり誕生日カードにでも使えばいいのでしょう。

しかし、それはもらった方にとっては思い出のお土産でも記念でもなんでもなく、ただの消耗品になっちゃいます。

また、自分の友達に送るポストカードは誰かにもらったものじゃなく、自分で買いたいかなって思いますよね。

 

それらポストカードや写真を部屋に飾るにしても・・・うーん、この辺は人それぞれ趣味があるので。大抵の人は飾りません。

ましてや、そのポストカードの絵が自分の思い入れのない場所やアートであれば尚更です。

 

つまり、全く実用性がないんです。(汗)

 

写真も同じくで、それは選ぶ人(贈る側)や撮る人の好みが反映してるアートなんですよね。頂いた側にとってその写真に思い入れがあったり好みであれば別ですが、そうでなければ飾りません。

誰でも、写真や絵を飾るなら自分の好きなアートや家族の写真を飾ります。

 

もちろん、アルバム(なんて今の時代は使わないけど)にも並べません。

手紙や葉書と一緒にまとめられていたり、もらった当時に折れないようにA4ファイルに入れ、そのままにしてたりしますね・・

 

しかし、写真って撮影した人の気持ちが強いことを感じるから捨てることもできません。

 

上記に新品のポストカードや写真類を贈るのはエゴかエコか・・と書いてますけど、どちらかというとエコに近い選び方なのかなと推測してます。簡易的に気持ちを渡すという意味で。

 

もしかしたら、「何でもいいから何か思い出を渡しておこう」的な究極の土産にも思えてくるんですよね。辛口で恐縮なんですが。

 

 

例えばですよ、ローリングストーンズのファンの子が、彼らのベストショット的なポストカードをもらったらブロマイド代わりにして飾るでしょうし、ゆかりの地を撮影した写真であれば後生大事にすることでしょう。

「ローマの休日」に憧れてイタリアに行きたくて行きたくて!という人だったり、イタリアンレストランを経営しているご主人などであれば、イタリアのポストカードや現地で撮影した写真をもらったら凄く嬉しいでしょう!?

 

こちらの興味を把握したような内容が描かれたポストカードや、写真であればわかります。

 

でも、私の経験上、新品ポストカードや写真を「思い出にどうぞ」と頂くときって、その内容は本人に何の関連もないものや興味を持った事がないものばかりなんですよ。(笑)

 

(違ってたらすみませんが、絶対あなたの趣味ですよね?)と、毎回思いますね。

 

毎回と言いましたが、滅多にはありません。ただ、たまにあるんですよ。

 

辛辣な意見で恐縮ですが、子供の「〇〇コレクション」じゃ無いので、大人同士のやり取りで新品ポストカードをお土産というのは微妙なので、逆に何も差し上げない方がいいと思います。

 

実は、私の周辺のイギリス友達も同じような経験ある人多数です。

「ポストカードをもらったんだけど、何も書いてないんだけど・・・」って。

まあ、そうなりますよね。

 

 

もちろん、渡す相手が「ポストカードをコレクションしてる」という人であれば別ですよ!

それならば喜ばれます。

 

 

 

もしポストカードをお土産として渡すなら?正しいお土産活用は「それを使用すること」です!

 

ということで、ポストカード等をお土産や思い出として使用する場合、正しい相手への贈り方を教えます。

 

正しい贈り方と言うよりも、言うまでもない普通の使い方です。

普通の使い方でいいんです・・・

 

相手に思い出として感じてほしい土地の風景や文化のアートや写真のポストカード、海外旅行先で見つけたポストカードを日本の友達にお土産として渡したいな・・・と思った時。

自分のセンスで選んだアートや写真のポストカード。

もしくは自分が撮った写真を相手にあげたくなった時。

 

それらを本当に贈りたいという気持ちがあるのであれば、メッセージを添えましょう。

そのポストカードや写真にメッセージを書いて渡す。それだけです。

 

もし住所を知っていれば、本当は、現地の消印つけてエアメイルとして送るのがベストです。(ちゃんとポスト投函で送ると、日付や送った場所などスタンプされて残るので良いですよ!)

それが、本来のポストカードの使い方です。

 

お土産屋さんにポストカードをたくさん売っていますよね。

旅先に訪れた方ご本人が記念写真代わりに購入するための物と同時に、現地から家族や友人へ手紙を書いて「ぽとり」とポストへ投函するために置いてあるんですよ、ポストカードって。

 

ポスト投函なんて現代的ではないって思うかもしれませんが、ポストカードはそのための商品。海外でも、ポストカードを置いてある店であれば切手を一緒に売ってあるところがほとんどです。

 

インターナショナルエアメイルで日本まで、と伝えれば簡単に購入できますので、アナログな方法でメッセージを送ってみてはいかがでしょう?

 

 

カラのポストカードや写真は要りません。(と、思ってる人は多いと思う)

 

しかし、そこにメッセージがあると最高の価値のあるものに早変わりします。1が100になるくらい違います。

 

前述で(あなたの趣味ですよね?)って思ってしまう、と書きましたが、それはカードや写真をただ単に渡されるから思うわけです。

しかし、メッセージがついているとそのカードや写真は「下さった方」の個性として印象に残りますし、その方との大事な思い出と変わります。

 

何より、気持ちが一番伝わるのは「言葉」です。

言葉が添えられてるだけで、数々のプレゼントの中で「一番嬉しいもの」になるので不思議です。

大事にとっておいてくれると思いますよ。

 

 

現代のテクノロジー文化だらけの世界でも手書きのメッセージって大切です。

 

 

それに、メッセージが入ってるカードって何故か飾りたくなるんですよね。

 

イギリスではプレゼントで一番喜ばれるのがメッセージカードです。

友人や家族から貰ったクリスマスカードを、競うように毎年リビングや部屋に皆が飾ってることはご存じかと思いますが、普段の日常でも頂いたポストカードに思いのこもったメッセージが入ってると、不思議と飾りたくなるものなんですよ。

 

新品のカードは誰も飾りません。

 

誰かに贈りたくなるような素敵なポストカードを見つけたら、是非とも正しい使い方を。

 

 

まとめ

 

今回は、お土産として贈る際に少し注意したい物を考えてみました。

 

これらがお土産に適していないというわけではありませんので、あくまで贈る側の状況等を考えながら参考程度にしていただけたら幸いです。

 

ご一読いただきありがとうございます。

 

 

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