こんにちは。
今回は海外旅行に持参すると意外と使えるものを少しご紹介します。
このブログは、前回更新した以下頁の続きになります。
併せて参考にしていただけたらと思います。^^
海外旅行に持参すべき?+@で持参すると便利なもの
前回のブログでは、「ジャケット」と「フォーマルで使える靴」を持参のススメとしてご紹介致しました。
この2つは結構パッキングの邪魔になるので、出張等で行く場合や予めフォーマルな場所やオペラやクラシックのコンサートなどに行く予定がない限り「必要ないかな」なんて外しがち。
しかし、必要ないと感じても備えとして持参しておくとイザというときに助かるので、持参をお勧めします。
今回は更にプラスアルファで持参したいもの・・ということで、旅慣れしてる方にとってはこれからご紹介する内容は意外な物でもないのですが、改めて「あると助かるもの」をご紹介したいと思います。
あると便利!100円ショップのビーチサンダル
100均で売ってるようなビーチサンダル。
安いもので履きやすければ何でもいいんです。旅先にこれがあると便利ですよ!
軽いし、取り扱いも気を使わないし荷造りの邪魔になりません。備えで持参することをお勧めします。
これ、かなり使えるんですよ!
私はヨーロッパ圏を旅行する時、必ず荷物に忍ばせています。
ホテルの部屋でくつろぐ時や友人宅にお邪魔する時のリラックスシューズとして活躍するんですよ。
スリッパ?
ダメダメ。全く使えません。(笑)
スリッパを海外旅行に持参して活躍するとしたら飛行機の中くらいです。
海外のお家って基本的には靴ごとお邪魔するお宅がほとんどですよね。
友人宅にお邪魔して足元をくつろぎたいなあと思った時でも、スリッパでは気を使います。すぐ汚れちゃいますしね。
ビーサン🩴はそのままちょっと外出してスーパー行ったりもできますし、楽です。
ちなみに日常生活的な場所や買い物でビーチサンダルを履いてる人は結構います。そこはフォーマル意識せずとも大丈夫。
あと、ユースホステルでは特に欠かせない必需品とも言えます!
私もユースホステルやドミトリーをよく利用してたんですが、そういった宿泊施設を利用する方であれば尚おすすめ。絶対と言っていいほど、ビーサンを持参すべきです。
海外の宿泊施設でスリッパ的なルームシューズは全く役に立ちません。
面倒くさくなって結局、スニーカーなどの外履きのままリラックスするか、「裸足で室内歩けばいいや」ってなります。でも足が汚れるのでやっぱり嫌ですよね。
でも、そこにビーサンがあるとすごく楽。
一番使えるのがシャワー時。
ユースホステルやドミトリーなどの共同宿って、多数の旅行客がシャワールームをシェアするところが多いですよね。
そもそも、ホテルのようにバスマットの用意なんか無いのです。
シャワールームを出たら、そこはただの床。
スリッパなんかでシャワールームに向かおうもんなら、シャワー後は、タオルドライしても少し湿った足のまま履いてスリッパがベタベタになったり、へたったりします。それが嫌なら、素足でベッドルームまで走るか。(笑)
かといって、スニカーのかかとを折ってパカパカ履いてシャワールームに向かっても、やっぱり濡れた足では履けません。
ビーサンは本当に大活躍です。
周囲の外国人客たちが、シャワー時や施設内でウロウロするときにビーサンを履いてるのを見たことある方も多いと思います。
でも、初めて共同施設を体験する時って、オシャレなルームシューズだとか可愛いスリッパを用意しちゃうんですよね。しかし、そこはもうビーサン一択がおすすめ。
使い勝手より以前に、お洒落なルームシューズとか高価なサンダルを持参すること自体を避けた方がいいんです。
不特定多数の人たちが出入りするユースホステルやドミトリーに代表される共同施設に泊まる際、個室なら別ですが、大体が2段ベッドがずらっと並んだ数人で部屋をシェアする形になります。
稀に長期間滞在されてる方もいますが、一泊や二泊で出て行く方がほとんどです。
しらっと自分の靴が盗まれる可能性もゼロとは言えません。
寝てる時にベッド下にサンダル置いてて、起きたら無くなってた!なんてことがあるとしたら、すごく綺麗なサンダルだとかブランド物だとか、何かしら目にとまるサンダルだから取られたということ。
室内履きでヘタレたビーチサンダルやスリッパを盗もうなんて、普通は思いませんからね。
海外の地では、友人さえ信じるな、自分だけを信じて自分で管理しろというのが鉄則です。
ロッカーやロックしたスーツケースの中に片付けておくことができないような物は、あまり目立ちすぎないものや、無くなっても少しのショックでとどまるような物にしておきましょう。
というわけで、ビーサンはビーサンでも、「100均のビーサン」をお勧めします。
そもそもビーチサンダルを盗もうという人などはいないと思いますが、盗まれないという保証もどこにもありません。
100均のビーサンであれば万が一ということがあっても、なんとか諦めもつきます。(100円でもやっぱり悔しいですけどね!)
あと、冬は想像するまでもなくビーサンは寒いんですが(笑)冬でもみんな宿舎内ではビーサン履いてます。
ちょっとシャワールームへ、ちょっとトイレへ・・なんてときに使う用ですから、ふわふわのルームシューズのような物では役に立たず、そこは冬でもビーサンですね。
突然の靴擦れ事件。ビーサンあってよかった!
私の「最新のビーサン感謝・体験談」です。
先日ローマの友人宅に遊びに行った時のこと。
4泊程度の滞在、友人宅で宿泊したので、荷物もかなりコンパクトで出かけたんですよね。
友人宅はヨーロピアンながら土足厳禁の家。
ルームシューズ的な物はいらないのですが、うっかり、癖でビーチサンダルを持参してました。笑
移動中に着用してた靴は、比較的新しいスニーカー。でも3ヶ月以上は使っていたので、履き慣れているもの。
ちなみにフォーマル席は全くないとわかってたので、予備靴も持っていませんでした。
ところが想定外のハプニング!
往路で移動してる時に急に靴擦れが!履き慣れたスニーカーなのに!?
予備履を持ってきてないことを激しく後悔した私は、ふと「ビーサンがある!」とその存在に気づき即履き替えました。
おかげで助かりました。
なんのオシャレ度もない、ただのビーチサンダルなんですけどね・・・
ずっとビーサンでローマをうろうろしていました。(笑)
これがもし「初めてのローマ旅行」とか「長期滞在」であれば、予備の靴(前回ブログ参照)を持参しなかったことを激しく後悔していたと思います。
余談としては、旅行には半年以上は履き慣れている靴を履くのが無難です。(笑)
荷物にならない重さの薄手の上着
荷物にならない程度の重さ、薄手だけど薄すぎず、くしゃっとシワになっても気に留めない程度の上着。
自宅でくつろぐ時やコンビニにちょっと行こう、って時に羽織る上着のイメージです。こういう上着はひとつは持参しましょう。
イギリスって天気悪いよねーという人もいますけど、比較的年間通して気候が良いと個人的には思ってます。
確かに真夏の季節が6月だったり、8月になると少し寒い日が増えたり。サマータイム期を過ぎるとどっぷり暗く寒くなり、日本とは全く違うと感じるところもありますが、基本的には日本と同じような季節感に近いです。
4月に旅行するなら日本で4月に着用してる服、12月なら日本で着用してる冬服で向かえば体感的にも大きく問題はありませんし、視覚的にも街から浮くこともありません。
ただひとつ気をつけたいのは、気温差がびっくりするほど激しいということです。
朝と夜は夏でも気温がグッと下がります。半袖であったかく過ごしていた次の日が突然寒くなるということももちろんあります。
その辺を考慮し、夏でも薄手の長袖を持参するなど気をつけて衣類を選んでいるとは思いますが、念の為「もう一枚」上着的なものを持参した方が無難です。
コットンのフーディーなどがベター
冒頭の通りに、丸めてポンと片付けても気にならないようなフーディー(パーカー)などが良いと思います。
フリース素材まで行くと季節感が限定されますし、あまりに薄すぎる生地でも寒さの凌ぎにはならないので、一年いつでも使えそうなコットン系の素材がベストです。
もちろんフードが付いて無いものでもいいですが、できれば「前開きジッパー式」の気軽に羽織れるものが良いと思います。
着回しがしやすい色合いの「旅行用フーディー」を一着買っておき、旅行時のみ持参するようにするといいかもしれません。
気温の変化で肌寒い時に羽織る用途はもちろんですが、実は一番重宝するのが就寝時です。
旅行慣れしてる方はご存知だと思いますが、海外の宿泊施設に備えてある布団って薄いんですよ。
ホテルの布団ってシンプルで薄いもの。それは日本でも同じです。
しかし、大きく違うのが室内の空調管理が日本ほど容易くないということ。
日本のホテルのように、室内温度の調整が気軽に自由自在にできないのが問題なんです。
注意したいのが、日本でいう春や秋の季節。
あったかくなるかな〜、まだあったかいかな〜という時期です。
真冬なら、中間レベル以上の宿泊施設ならセントラルヒーティングが効いており部屋もあったかいです。
しかし、3月以降のサマータイム期に入ってしまうと、ヒーティングを大元から止めてしまってる施設がほとんどです。
5月なのに!8月なのに!なんでこんなに寒いんだ!と、ブルブルする日も時々あります。
夜と早朝は確実に肌寒いですね。
就寝時の温度調整は、自分の衣類で賄うしか無いんです。そこで活躍するのが、フーディーのような「気を使わない上着」なんです。
硬い素材や気を使うようなデザインのものよりも、就寝時に着用してもシワができても気にならず、直接肌に当たってもチクチクしたりなどの感触が気にならないようなものを選ぶことをおすすめします。
余談。雨の日にも役立つフーディー
イギリス人は傘を差さないとして有名ですが、昨今は豪雨も増えたことで傘を見かけることもチラホラ増えてきました。
とはいえ、基本的には雨の日に傘を持ってなくても変な顔で見られることはありません。
小雨がぱらつく程度であればみんな傘なし。
しかし、ちょっと強めに降り出したかな?って時もありますよね。そういうときにはフードがかなり役立ちます。
カポッと被るだけで頭や顔を雨から守ることができるし、雨が直接顔に当たるよりも視界が保たれるので安全上もいいですね。
注意したいのは雨の日以外にフードを「かぶる」のは避けた方がいいです。
普通にフードは後ろにたらしっぱなしで着用しましょう。
フードをかぶってポケットに手を入れて歩く。→日本でも少しファンキーなスタイルですが、海外では典型的なやんちゃスタイルとして認識されてます。
皆が皆、そうではありません。しかし、やんちゃなティーンエイジャーたちやギャングスタがフードをかぶってる率は高いので、柄が悪そうと誤解されることがゼロとは言い切れない、ということです。
周りに誤解されないために被らない方が良いという意味ではなく、やんちゃな人たちに目をつけられないように気をつけたいところ。
実際に私の周囲でも、フーディーのフードをすっぽり被ってポケットに手を突っ込んで音楽聴きながら歩いてた旅行男性が、地域の10歳くらいの少年集団に身包み剥がされたことがありました。
治安が悪いエリアを歩いていたせいもありますが・・
しかし、安全と言われてる場所だから安全というわけでなし、治安が悪いから被害に絶対あうというわけでもありません。
スマホを見ながら歩いたり、のんびり歩いたり、迷っているような雰囲気があったり。
明らかに旅行者っぽいお出かけ風の雰囲気や、高価なブランドを身につけていたり。
それだけでなく、所謂「イキってる」雰囲気が出ていても、目をつけられることだってあります。
個性的なスタイルで目立つことは悪いことではありません。しかし、悪目立ちするような雰囲気を醸し出すのはやめましょう。
現地の人たちに自然に馴染むような雰囲気が重要です。
計画や目的を持って堂々と行動していると、変に目をつけられる確率もグッと低くなります。
少し話しがずれてしまいましたが、外出時のフーディーの使い方には若干気をつけながも、ぜひ一着持参することをお勧めします。
次のページでは、引き続きプラスアルファで持っていきたいものとして、やや上級的な持参品をご紹介したいと思います。^^
ここまでお読みいただきありがとうございます!
Have a nice trip,