外国人が喜ぶ、気軽に足を運べる日本のお店ベスト3
今回は、外国人をお連れすると喜ばれる「身近なお店」をご紹介します。
深く掘り下げていくと、お寿司屋さんやラーメン店、テーマパークや有名な観光地、神社仏閣など・・・いろいろな素晴らしい場所が日本にはあります。
全然深く掘り下げて無いですね、当たり前に思いつくような場所ばかりで失礼しました。
そんな中で、「深く考えなくてもよかったじゃん!」と思える、私たちにとっては身近なのに意外に喜ばれるお店(場所)を3つ、挙げてみたいと思います。
「ちょっとそこまで」で、喜ばれるお店
私自身も、日本に戻った瞬間に立ち寄る場所ばかりです。
個人的な趣味も入っていますが、基本的には、間違いなく外国人の友人達が毎回喜んで向かっている場所ばかりですので、ご安心ください。
①外国人が喜ぶテーマパーク、コンビニエンスストアー
やっぱり、ココですよね。
コンビニ。
もう、これは日本の素晴らしい文化です。
24時間営業が嬉しいとか、そんな域ではありません。
聖域ですね。
例えば、イギリスにもコンビニエンスストアーはあり、最近では24時間営業している場所や、深夜遅くまで頑張っているお店も沢山あります。
しかし、23時になると、お酒のコーナーにがっしりとチェーンで鍵がかけられます。
日本は、そんなこと無いですよね。
それだけじゃなく、暖かいコーヒーや紅茶も飲めて、ホットミールも売られてあり、パンやお弁当、カップ麺(これは本当に日本のレベルは素晴らしい!)、様々な食品だけでなく、日常雑貨が何でも揃います。
もう、すごく便利ですよね。涙が出てきますよ。
私が個人的に嬉しいのは、美味しい唐揚げがいつでも食べれるところですね。
海外では和風の唐揚げはなかなか食べれませんし、日系のお店に行けば食べれるものの、夜中に気軽に買える事ってないですよね。
また、漫画や雑誌の種類が多いのも凄いところ。
友人は、コンビニで買った子供向けの絵本を、イギリスの家族のお土産として買っていました。日本語読めるんだろうか?なんて野暮な話しは置いておいて。
チョコレートなどのお菓子をお土産に買う人も多いですね。
外国の友人に同行する場合「飽きないの?!」というほどに、毎朝、毎晩、しつこいくらいにコンビニに立ち寄る事が多いです。
コンビニ好きの私でも、飽きるほどです。(笑)
私、日本人なんですが。(汗)
あるあるネタなんですが、日本の文化に感動して、日本人の友人にそれを紹介しようとしてくれる、外国人の優しさ。
でも、私、日本人なんですが・・・・
なんて、野暮なことは言いません。(笑)
例えば、イギリスの友人が「御馳走するよ!」「すっごくお気に入りの食事なんだ!」と言って、御馳走してくれたのが、カップヌードルのカレー味。(笑)
私が日本人であり、昔から当然のように慣れ親しんでいる商品というだけでなく・・・
いやいや、イギリスでも買えますから!と思わず突っ込みたくなります。(笑)
しかし、いつでも手に入るのが嬉しいのか、よほど好きなのか「お土産に持って帰れ!」と、カップヌードルのカレー味を大量に持たされます。
また、別のイタリア友人と日本に訪れた際、私の日本の知人を紹介したのですが、遊びの紹介ではなく、大事なビジネス上の知人であり、そのイタリア人の世話をするお手伝いをしてくれる前提であったので、最初の挨拶は肝心と思ったんですよね。
海外にはお土産文化というものがありませんので、イタリアでチョコレートか何か買ってお土産を渡した方がいいよとアドバイスしたのです。
その方が好印象を持たれますからね。
お願いした通り、イタリアのチョコレートを持参し、私の知人へプレゼント。
ヨカッタ、ヨカッタ。
そして、その時にこっそり私にもサプライズ。
「一番お世話になっているアナタにこれを」
喜んで開けたところ、中身は、抹茶のアーモンドチョコレート。(コンビニ購入)
いや、私日本人なんで食べ慣れてるので・・・という野暮な事は言いません。(笑)
「この抹茶のチョコレートは、私の一番のお気に入りなの!だから、アナタにも食べて欲しいと思って!他の人にはナイショ。すごく美味しいから食べてみて!おすすめなの。」
はい。知ってます。だって私、日本人ですから・・・(笑)
どちらかといえば、イタリアのチョコレートが食べたかったナ。
なんて。野暮なことを言ってはいけませんよね、もらっておいて。(笑)
とにかく、コンビニで見つけた美味しい食品を、友人である私に食べさせようと思うが一心で、私が日本人ということを忘れてしまってるみたいです。
それくらいに魅力的で、お宝の宝庫なんですね、コンビニは。
ドラッグストアーも人気だけど・・・
日本在住の知人が、ビジネスで外国人のお世話をする際に、ドラッグストアーや格安雑貨ショップをおすすめする事も多いのですが、これは実は好き嫌いがあるんです。
ハマる人と、そうでない人、キッパリと分かれます。
勿論、興味を持つ人は多いのですが、とにかく混雑しているところも多いですし、広いので、横着な人は面倒になって1回くらいしか覗かないことも。
また、コスメ商品に関しては、日本商品のマニアの人以外はあまり興味を持たない事も多いのです。
と、いうのも、ドラッグストアーは海外の方がかなりカラフルでポップなんですよね。
お値段的にも、海外の方が安かったりします。
なので、美白商品や、日本ならではのものに興味のある人や、日本通以外の人は、一通り目にして終わり、商品を購入する事も少ないんですね。
ドラッグストアーや格安ショップは、ハマる人はハマるんですけども、絶対数でいえば、コンビニで十分です。
コンビニ巡り、コンビニの違いなどを連れて歩く方が、多分喜ばれます。(笑)
②ファミリーレストラン
食にうるさいイタリア人を喜ばせようと、あれこれとお店を探しては、微妙な反応を得ていたところ、半ば消去法で入ったファミレスが、イタリア人に大受け。
まさかの「日本で一番お気に入りレストラン」に!
それ以来、各国の友人やお仕事相手を(困った時には)ファミレスにお連れするのですが、全てが好意的な反応。
なぜ喜ぶのか考えてみたんですよ・・・
実は、私もファミレスが大好きで。
おそらく、私自身が好きな理由と同じなんですよね。
「自分が帰国したときに行きたいと思う店に、外国人を連れて行けば良いのかあ」と思うようになりました。
和食攻めにウレシイ反面、和食疲れも・・・
私が日本の友人とお食事会をする際、必ずいくのが和食レストラン。
リクエストしているわけではなくて、友人達の方が好意で予約しててくれるんですよ。
「和食が恋しいだろう?」と。
これ、外国人へのおもてなしでも同じだと思うんですよね。
「日本に来たからには、和食を堪能してほしい!」
その、喜ばせたい気持ちで和食の美味しいお店を探し、あれこれと深く考えてディナーをセッティングします。
でも、実はそれって、他ともダブるんですよ。(笑)
例えば、外国人が7日間、日本に滞在するとして、それぞれに別のビジネス仲間や友人とランチやディナーに行くとしますよね。
必ず、全員が和食をセッティングするんです。(笑)
予約していなくても「美味しいところがあるから」と誘導される先は、必ず、和食かラーメン。
美味しいし、嬉しいんだけど、皆が皆、同じ思いで相手を接待しているので、接待される側からしてみると、実は少し和食に飽きてきたな・・なんて思う事も多いんです。
私の場合は、和食が続くよりも、他のものが食べたいと思う事が多いし、それぞれが自分が好きなものを食べれるよう選択肢が多い方が有難いし楽なので、逆に自分から「ファミレスがいい!」と、友人に伝えるようにしています。
しかし、周りの友人たちも良い年の大人ばかりなんで、嫌がられますけどね。(笑)
でも、外国人は、場所とか気にしません。大人でも、安ければ安い程よい、入りやすいほど良い、そんな考えの人も多いですから。
私がファミレスが好きな理由は、とにかくメニューが多いこと。
メニューが写真付きで、眺めているだけでワクワクすること。
ドリンクバーをセットにすれば、ドリンクが沢山飲めること。(笑)
こんな感じ。
海外の友人たちも全く同じ意見でした。
彼らも時には、ジャンクなものを食べたり、洋風なものや、思いついたものを自由に食べたい時があるのです。
メニューに写真が添えられてあるというのは、日本ならではの嬉しい文化ですから、写真付きのメニューなら、言葉がわからなくてもイメージしやすいし、選ぶのも楽しいですよね。
そして何より、安さ。
安くて沢山食べれて、沢山ドリンクが飲める。これは嬉しいですね!
緑色の飲食品は全部抹茶だと思われてる?!
あるイタリア人とブラジル人カップルをファミレスにお連れした時のこと。
ドリンクバーで選んできたグリーンのソーダを、二人が交互に口にし、「なんてアメイジングだ!」と言ってるのですが・・・
そう、ファンタのメロン味のことです。
確かに私も大好き、アメイジングな美味しさなのですが、二人とも「抹茶のソーダなんて初めてだ!なんて美味しいんだ!」と大声で喜んで語っているんですよ。
「抹茶じゃなくてメロンだよ」と伝えたのですが、絶対抹茶だ!と譲らないので、ドリンクバーで確認したところ、やっぱりメロン味・・・
日本で飲食する緑のスウィーツは、全部抹茶だと思っている事が多いです。(笑)
味で気づかないもんなんだな~と思いました。
ピスタチオのチョコレートを、抹茶と思って食べている人もいるかもしれませんよね。もしかしたらですが。(笑)
しかし、ドリンクバーには本当に喜んでいて。
ティーバッグの種類も沢山、ジュースの種類も沢山。まさにテーマパークのようです。
最後まで「これは抹茶だ、メロンという表示が間違ってる!」と言い張ってましたが・・・
SNSに「抹茶ソーダ体験!」と、発信してないことを願います。(笑)
ファミレスは、外国人から見れば、ワクワク、ドキドキする事が満載なのです。
迷ったら、ファミレスにお連れしましょう。(笑)
最高級の、美味しい和食は滞在中1回で十分。
和食が好きな方ならば、本人がお店を探して勝手に食べに行くでしょう。
それよりも、日本人が普段気楽に利用していて、使いやすい、入りやすい、そんなお店を教えてあげる方が喜びます。
私たちの普段の気軽な日常を、そのまんま伝えたりお連れするのも、日本ならではの良さを伝える方法のひとつです。
③居酒屋(チェーン店系)
居酒屋も人気です。
その理由も、ファミレスとほぼ同じ。
とにかくメニューの選択肢があり、安くて美味しい、楽しいというところですね。
ドリンクメニューの豊富さもかなり嬉しいところ。
気取ったお店に行って、日本酒かワインかビールしか選べない・・なんてお店よりも、あれもこれもと選べる居酒屋の方が嬉しい時もあるんです。
しかし、居酒屋でも、お洒落なお店や味勝負な高級店だと、少し違ってくるんですよ・・・
そこはもう、和食の通の方をお連れしたいところでして。
ざっくり、外国人の大衆を狙うならば、大衆的なチェーン店系の方がベターです。
日本人であれば喜ぶような特別感漂う居酒屋だと、お魚料理中心だったり、厳選した旬の素材だけを扱っていたり、メニューが特化してる事が多いです。
その方が、確かに味も美味しいですからね。
しかし、外国人の中にはベジタリアンも多く、生魚が食べれない人も多く、時々、日本米や醤油味がダメ!なんて人もいますから、そんな方でも安心して連れて行けるのが、大衆居酒屋です。
メニューにポテトフライが置いてある店であれば、安心してお連れできるでしょう。
まとめ
今回は、外国人が喜ぶ身近なお店をご紹介しました。
どれもテーマパーク的なノリで、安く、楽しく、気軽に行けるところに絞らせて頂きましたが、おすすめの「外食」として、宜しければ以下の記事もご参考いただけたらと思います。
最後までお読み頂き有難う御座います。