海外在住者が喜ぶ、嬉しい日本土産って何?
皆さんは、海外在住の日本人友達や、ご家族はいますか?
海外在住の日本人宅を訪問する時、またはビジネスで海外在住の日本人にお会いする時に、持参すると喜ばれるちょっとした手土産について考えてみたいと思います。
ここでは、私が実際にイギリスでもらって嬉しかった日本土産や、日本を出国する際に買っておきたいと思ったもの等をご紹介していますので、「国外在住の日本人向け」のおすすめ土産となります。
外国人向けは、以下の記事をご参考頂けたらと思います。
こちらは、おもたせ感覚よりも、ややギフト寄りの記事になります。
それでは、海外在住の日本人へのお土産として、私が個人的におすすめしたいものを紹介したいと思います!
食べ物編
最初に、日本の飲食品なら、調味料からインスタント品から、お菓子から・・なーんでも嬉しい!というのは前提ですので!(笑)
実際には、海外でもよほどの郊外や発展途上の国を除けば、日本の食品を買う事ができます。
日本食材の専門店に行けば、日本と同じものがほとんど買えますし、醤油や乾燥麺、お味噌や豆腐は現地のスーパーで普通に手に入ります。
保存状態も気になるかと思うのですが、豆腐は真空パックが基本でしたが最近ではフレッシュなものを取り扱っているところも多くなりました。
納豆はどうしても冷凍販売にはなりますが、解凍すれば全く問題ありません。
しかし、一般的に認知されている日本の食品はほとんど手に入るとは言え、そこは日本国外。
値段も高いし、「ちょっとコンビニで買ってくる」というわけにはいきません。
昔、フラットメイトだった日本人のご家族がイギリスに遊びに来た際、お米やお味噌、調味料各種、煎餅やインスタント食品などを大量に、それこそスーツケースいっぱい持ってきて下さった事がありました。
「お宝の山」と言った感じでしたね!
海外で買えばかなりの総額になります。貧しく暮らし始めたばかりの海外生活の中で、もう、感謝しかありませんでした。
フラットの皆で有り難く頂きましたよ!
「だし1パック」でも日本国外では貴重。
何でも嬉しい、なんでも恋しいのは、やはり日本人なら誰でも同じです。
そんな中で、更に貴重なものをご紹介!
明太子はなかなか味わえない?!
私自身が一番恋しく思ったのが、これ!明太子です!
そして、成田空港のお土産コーナーで、毎回(買おうかなあ・・・)と迷ってしまうのも、明太子。
生物だから、保冷していても長時間のフライトは心配ですよね。
寒い時期に、フライトの遅れもなく直行で自宅(または冷蔵庫のあるホテル等)に向かう事が出来れば、生の明太子は涙ものの一品です。
と、いうのも、明太子とかタラコって、海外で買えるところを見た事がありません。(あくまで筆者が見てないだけかもですけど)
イクラも同じですね。日本で親しまれている魚卵や魚卵の加工食品は、かなり貴重かもしれません。
(からすみは、イタリアでは一般的に買えます)
でも、お土産として、空港で生の明太子やタラコを買うにはちょっと考えてしまいますよね。
そこでオススメなのは、チューブ入りの明太子や、生タイプのパスタソース。
ふりかけではなく、あくまで「生感覚」が大事です!
海外で、比較的、気軽にコスパ良く「明太子感覚」を味わえるとすれば、IKEAにまさにチューブ入りのタラコソースがあるのですが・・・
味は、タラモサラダみたいな感じ。
所謂日本的な雰囲気とは異なります。
生の明太子やタラコ、そのままの味を楽しみたーい!というのは、ささやかな夢なのです。
海外で作る和食に変化球をもたらした、あご出汁!
お土産でもらったもので、かなりヒットしたのが、パック入りの煮出しタイプの「あご出汁」です。
飛魚の出汁ですね!
かつおやいりこ、昆布の出汁は普通に買えますが、あご出汁は海外ではポピュラーには売られていないかも・・・
日本では一般的かもしれませんが、長年日本国外で暮らしている身で、この「あご出汁」を頂いて調理した時は、本当に感動的でした。
和の調味料は簡単に手に入るので、海外在住者でも現地の食材を使って和食を作る事は多いです。
あご出汁に限らず、和食に一味変化をもたらすような、普段とは違う出汁や調味料などがあればぜひ、持参してあげると喜ばれますよ。
出汁が取れるものは、やっぱりウレシイ!
個人的には、塩昆布なども日本で買いだめしてしまいます。(笑)
パスタがお安い海外では、和風なパスタを食べたい時に簡単に和風味になる塩昆布は、かなり有難いもの。常に自宅にあればいいなあ・・・なんて、逸品ですね!
海外でも購入は出来るのですが・・・やはりお値段的に、気軽にとは言い難いので、日本食材を買いに行く際は最低限で留めてしまいます。「醤油と鰹出汁程度でいいか」となっちゃうんですよね。
塩昆布とか、とろろ昆布は(また今度買おう)となり、なかなか購入に至れてないのが現状なのです。(笑)
生麺は手に入らない?!
ラーメンやうどん、蕎麦や素麺。
日本人が慣れ親しんだ麺類は、お土産に選ばれやすい食品ですよね。
中でも、乾麺はコンパクトで保存も効くし、賞味期限も安心なのでスーツケースに忍ばせてお土産として持参する事も多いと思います。
しかし、よりサプライズを狙うならば、生麺がオススメ。
乾麺は、最近では現地スーパーでも普通に売られているほどポピュラーなのです。
また、日本食材店に足を運んでも、購入できるのは「半生麺」まで。
生麺にはなかなか出会えません・・・
やはり、賞味期限や管理面を考えると、一般庶民が購入できるスーパーや小売店に輸出するにはハードルが高いのかもですね。
麺類の生タイプは、かなり貴重な食品です。
常温保存がOKのものや、期限が1週間~1ヶ月くらいの商品もあるので、その辺だけチェックして購入すれば、何でも喜ばれます。
生タイプは重さも出てくるので、フライト時の荷物重量が超過しないためにも、お手軽な小さめパックがおすすめです。
日常生活品編
定番の食品土産は、外すことなく、必ず喜ばれるベストなお土産チョイスです。
では、食品以外だとどうでしょう?
例えば、洋服やアクセサリーなどのファッション関係や、アイデア小物商品など・・・日本でヒットしている商品を手土産に持って行き、海外在住の日本人友達を喜ばせたいですよね!
しかし、ファッションや小物関係にはちょっぴり注意が必要。
これは逆の場合(海外から日本へのお土産として)でも同じなのですが、ヨーロッパで流行っているメーカーの洋服を日本人の土産に買ったら、実は日本でそのメーカー商品が普通に売られていた・・・とか、日本で大流行の商品だと思って海外の友達に持参したら、実はヨーロッパ発の商品で、現地では一昔前に流行っていたものだった・・・など、世界中で共有されている商品はとても多く、その流行もタイムラグが発生している事が多いのです。
例えば、私個人の経験談のひとつでは・・・
「THE BODY SHOP」という日本でも昔から有名なコスメショップがありますよね。
ボディーバターは、私も大好きな愛用品です!
普通に愛用している方であれば、そのブランドがイギリスから日本に渡ってきた事をご存知ですが、商品をはじめて使った方にとっては、そのフルーツの香りとカラフルな商品に心奪われます。
そんな素敵な商品を初体験した知人が「これ最近のお気に入りなの!」と、イギリスに持ってきてくれたのですが・・・
気持ちが嬉しいので、「実はイギリスのブランドだよ」とも言えず・・・(苦笑)
日本では輸入商品になるのでお値段も少し上がるので、なんだか申し訳なくなりました。(汗)
でも、大好きな商品なので有り難く使わせて頂きました!
このブランドに限らず、似た例の経験は結構あります。逆パターンで、私が厳選して選んだイギリス土産のつもりが、日本で普通に流行っていたということも。(笑)
日本は特に、世界中のほとんどのファッションブランドや商品が手に入る良い環境なので、自分が海外から日本にお土産を買う時は、お菓子などの食品にも要注意、そしてファッションやコスメの選択肢は、ほぼ外しています。(笑)
日本から海外へのお土産も同じ。
日常品は、流行りものではなく、定番品を選びましょう!
海外在住者がまとめ買いする、日本のラップ商品
これ1本でも、大喜びされます!
ラップ商品は海外でも買えますが、何が違うかというとその強度!
日本のメーカーが作るラップは本当に質が良く、使い易いです。
例えば、海外で普通に購入できるラップだと、レンジで少し長めのチンすると、一部が溶けてしまう事も多く、お皿などのくっつき加減も弱く、ロールから上手く外れずに裂けてしまったり、ロールからなかなか外れなかったり・・・
薄くて強度が弱いのです。
海外在住の女性で「今度日本に帰国したらラップ買わなきゃ!」と言う人、多いですよ。
消耗品なので、沢山あって困ると言う事はありません。
「百貨店でお土産買い忘れた!」
と言う時には、コンビニやスーパーでラップを買いましょう。(笑)
そんなものでいいの?と思うかもしれませんが、これはなかなかツボをつくチョイスで、日本で暮らす人にはあまり浮かばない選択肢なのです。
バラエティー豊かな、ドラックストアーで買えるコスメ商品
海外に旅行した事がある方ならわかるかと思いますが、海外のドラックストアーのコスメ商品も、かなりワクワクするものばかりです。
アイシャドーやリップスティック、ネイルなどはパッケージも可愛くて、色合いが豊富なので、日本よりも面白いと感じる人も多いかもしれません。
ボディーソープやシャンプー、ハンドソープなども、日本とは比べ物にならないくらいに種類や香りが豊富で、可愛くて、バスタイムや手洗いが楽しくなるものばかりです。
お値段もとにかく安い!
ローションやビタミンクリーム等も、かなり安く、無添加の良いものも揃っています。
なので、この辺は、リクエストがない限りは外しましょう。(笑)
しかし、海外のドラックストアーになくて、日本にあるもの・・・
なんだと思いますか。
それは「美白商品」です。
海外では日焼けがカッコイイ?!美白商品が貴重な理由とは
海外にも美白や日除け対策商品は、あるにはあるのですが・・・
外国人は、日焼けに対する意識が日本人とは大きく異なります。
「日焼けしている方がカッコイイ!」と思っている人がとても多いのです。
特に白人の方は、日焼けしても肌が真っ赤になる方が多いですよね。
そんな中で、程よく小麦色に肌が焼けているのは、ホリデーを利用してマメにビーチで焼いているような、生活に余裕があるポッシュな(カッコイイ・セレブ的な)人と言う印象を持ったり、エキゾチックでセクシーな雰囲気があると、魅力を感じるのですよね。
美白よりも断然、タンニング関係の商品が多いです。
海外在住者の日本人には、やはり日焼けが気になる、肌の白さを保ちたいと言う方も多いので、そんな方はやはり、日本に帰国した際に必ず美白商品を購入するようですよ。
例えば、美白シート的なパック商品は、スーツケース内の収納場所もとらずお手軽に購入できますし、使う側も気軽にリラックスタイムに使えるのでオススメです。
100円ショップ商品や日常雑貨
100円ショップ的なお店は海外にもあります。
イギリスであれば99ペンスショップや、イタリアであれば99セントショップなど。
しかし、あくまで日常雑貨と言う感じで最低限のものを置いているだけであり、品揃えで言えば、日本の100円ショップの方が豊富です。可愛いものも多いですしね!
イギリスより、イタリアの方が、少々カラフルな物が置いているかもしれません。
こんな感じですね。↓
ちょっと「可愛い」に重点を置いて話してしまいましたが、実際に海外で喜ばれる土産として選ぶなら、やはり文具かなあと思います。
日本は、安くて良い文具が多いんですよ。
海外は、良い文具となると高いんですよね。そして、安いものを買うと当然質は良くないし、すぐに壊れます・・・
日本の文具ショップで購入したものなら尚ベターですが、100円ショップの文具でも、日本の有名メーカーのものは海外の文具よりもかなり質が良く、使いやすいです。
ボールペンにシャープペンシルと言った、一番日常的に使うものこそが、重宝されると思います。
まとめ
今回は、海外在住の日本人に喜ばれる日本土産をご紹介しました。
海外で暮らす日本人のお友達や家族に持参するものの一つとして、ご参考頂けたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。