冷凍保存で長持ちする『納豆』は暮らしに欠かせない栄養食品。海外でもお手軽に!
日本人にとって欠かせない納豆。
美味しくてヘルシーですよね。
白いご飯に載せるだけで、幸せ気分を味わえます。
実は私は、白いご飯とお味噌汁が食卓になくても、そこそこ暮らせます。もちろん、白いご飯とお味噌汁が、いつでもあるに越したことはありませんよ!あった方がいいに決まってますし、食べれる環境ならば食べます!(笑)
海外の在住歴が長い人には、割と「日本食は恋しいんだけど、手に入らない環境でもなんとか大丈夫」と言うタイプもいまして。
留学や仕事で海外渡航しても、とにかくスグにでも帰りたい!と思う人のほとんどは、やはりこの白いご飯とお味噌汁が日常的にないことに、耐えれなくなるのだとか。(複数人の友人談)
私のロンドン在住の日本友人にも、自炊する時は好んでブリティッシュやイタリアンの方が多い、と言ってる人もいますし、海外で日本食材を買うと割高な分、現地の安い食材を選ぶ方が多いという人もいます。食生活が苦にならないと言う事も、その土地に長く住める条件のひとつなのかもしれませんね!
さて、白いご飯とお味噌汁がなくても平気な私ですが、海外生活時に常に切らすことのない日本の食品がひとつだけあります。
それが、納豆。
納豆は、海外に出てから「より一層」好きになったかもしれません。それ以前は、冷蔵庫に常にあるなんてことはなかったですから。
納豆は万能保存食
海外で納豆?なんて思うかもしれませんが、納豆は海外でも購入できます。
日本食材店の冷凍コーナーに売っています。
味噌のように、現地スーパーで手軽に買えるところまでは、まだまだ遠い道のりと言えますが、通常、日本の値段よりも倍以上高く感じる日本食材店でも、納豆は比較的、お手頃なお値段。
日本価格に「気持ち」色がついた感じ?
それもレート換算して考えた場合ですので、感覚的には日本で買う価格くらいのイメージと変わりません。
日本と全く同じように、3個パック、4個パックなどで売られてあります。もちろん、日本で見慣れたメーカーのものです。
冷凍して売られている納豆は、自宅に帰ったら冷蔵庫に入れてもいいですが、基本的には冷凍庫で保存します。
長持ちしますよ、保存食に最適です。
前の晩に冷蔵庫に移し、自然解凍すれば、そのままご飯にのせて美味しく頂く事ができます。
調理に使う時は、レンジで解凍しちゃいますけどね、私は!
海外で暮らすまでは、納豆を冷凍保存するなんて意識は全くなかったのですが、それ以来「納豆は冷凍保存で長持ち」と言う意識に変わりました。
日本の友達にも、おすすめしてます。
「賞味期限忘れてた!」なんてことも多い納豆ですが、冷凍しておくことで、期限をちょっと伸ばすこともできますしね。(笑)
食卓に変化球をもたらす万能食材、納豆!
ネット上でも、いろんな方のレシピなどで紹介されているように、納豆は本当にいろんなレシピに使えますよね。
パスタソースにしたり、普段の卵焼きを納豆オムレツにしたり、お味噌汁に入れてみたり。
そんな万能食材の納豆ですが、私が海外で特に作る納豆料理を一部ご紹介します。
海外でもポピュラー?簡単レシピの納豆メニュー
レシピは簡易的に(気持ち程度)添えてますが、あくまで「納豆に合うおすすめメニュー」として紹介させて頂きます。(笑)
納豆スパゲッティー
定番ですよね!
パスタ類は保存食にも抜群だし、お値段もかなり安く手に入るので、海外で暮らす人の食卓でも、スパゲッティーは日常的に登場します。
オイルパスタや、トマトソース、クリームやチーズソース系などの、海外で気軽に手に入る食材を使ったポピュラーなパスタ料理もいいけど、それらに少し飽きた時には、和風味を食べたいもの。
納豆スパゲッティーは本当にお手軽ですよね!
日本でも定番メニューではないかと。
私の場合は、ガーリックを必ず入れます。(笑)
- フライパンにオリーブオイル、ガーリックを入れて火をつけ、ガーリックの香りが出るまでじっくり炒めます。
- さらに厚切りベーコンを加えて炒めます。気分で白ワインを加えることも。
- 硬めに茹で上げたスパゲッティーを、フライパンに投入。オリーブオイルのソースを乳化させながら、味を染み込ませるようにスパゲッティーを絡ませます。
- そして、タレを加えてグルグルと混ぜた納豆を投入。
- お味の好みによって、バターを少しだけ入れて混ぜてもGOOD!または和風味を増したければ出汁を少々入れるなど、気持ち程度の変化をつけても。
- ざっくり混ぜたらお皿に盛り合わせます。スパゲッティーの上にのせる刻み海苔やネギなどがあればベスト。パルミジャーノチーズを振りかけても意外とイケます。
自宅流のお好きな作り方で、時短で出来る簡単なパスタメニューですよね!
納豆素麺(うどん)
時々ですが、素麺をお土産などで頂くことがありまして。
素麺を普通に食べるのにも飽きたなあ~と思った時に、納豆をのせてみたらかなり美味しかったので、今では素麺があれば納豆をかけてしまう始末・・
ちなみに、うどんでも合いますよ!
- 茹で上げた素麺(またはうどん)をお皿に入れ、麺汁(または醤油を軽く)をかけます。
- 納豆を上からガバッと。(笑)
- さらに梅肉をのせ、グルグル混ぜて食べると最高です!(私が使うのは練り梅チューブです。)ネギがあれば是非ネギも。
- こちらも、パルミジャーノ・レッジャーノを擦り下ろしたものをかけると、結構あいますよ。市販の粉チーズでもOKです。
納豆とチーズって、結構あいますよね。
納豆アボカド・ホットサンド
昔、フラットメイト全員で大流行したのが、コレ。
納豆アボカドホットサンドです。
イギリスの家庭にはなぜか?ホットサンドメーカーが必ずあります。
チーズやハムを挟んだり、バターを挟むだけでもとっても美味しいですよね!
これ、納豆もバッチリ合うのです。
ホットサンドメーカーをお持ちの方は、ぜひ作ってみてください!
- ホットサンドに使う食パン2枚の内側にバターを塗ります。(くっつきが良くなるのに加え、風味が増して美味しいのでバターは必須!)
- スライスしたアボカドをはみ出さないように並べてのせます。
- タレを入れてよく混ぜた納豆をその上に乗せて、サンド。
- 高カロリーにはなりますが、チーズを乗せても美味しいんですよね、これが・・・
- あとは、ホットサンドメーカーの焼き上がり時間を待つだけ。
ちなみに、納豆1パックを丸々入れてしまうと、ホットサンドに収まり切らなくなります。2~3人分くらいに分けた方がいいかもしれません。
友人は全部入れてましたが、食べる時にかなり食べ難いようです。
あと、カロリー高いので、食べ過ぎ注意です。(笑)
納豆フライドライス
こちらは、知人が作ってくれたものが美味しかったので、自分でも作るようになったメニュー。
読んで時の如く「納豆炒飯」なのですが、納豆をそのまま入れるのではなく、少しフライするのがポイント。
- タレを入れず、混ぜてない納豆を準備
- その納豆に小麦粉を少しまぶしたら、オリーブオイルでよく熱したフライパンに入れます。
- 軽くこんがりする程度にフライをしたら、その納豆を別のお皿に一時避難。
- 通常通りのチャーハンを作ります。(塩胡椒ほか、卵、お肉類、野菜類はお好みの具で)
- 改めて、避難してあった納豆を投入し、その際にタレも振りかけます。
- ざっくりと混ぜ合わせ、お好みで味を調整。(味が薄い方は醤油をひとさじ等)
- ネギ、刻み海苔など、お好みのトッピングを。
納豆を使ったレシピは無限に浮かんできそうですよね!
以上、私が海外でよく作るもの・納豆の定番的なメニューをご紹介しました。
海外では、うどんのトッピングにも??
サムネの画像は、ロンドンで有名な讃岐うどん屋さんで食べた時のもの。
うどんに納豆が添えられていますよね。
そう、これはうどんのトッピングなのです!
メニューを見ると、うどんのトッピングが選べるようになってたのですが、その中に「Natto」のチョイスが。
これは斬新!
これって、日本ではポピュラーなんだろうか・・・(違うよなあ)と思うものの、やはり外国人から見れば、日本の食事に、日本の名物のトッピングは魅力的なんでしょう。
「納豆も食べてみたいけど」と言う興味を持った人が、うどんを食べにきたらメニューにあったので、この機会に!なんて方も中にはいるのでしょう。これは海外ならではのアイデア勝利ですね!
メニューを見つけた連れが「頼もう、頼もう」と言うので、頼んでみました。
いやはや、これが結構おいしかったですよ。
そのまんまね、うどんにのせるのです。ガバッと。(笑)
納豆と卵
昔、心理学の授業を受けた際に、脳科学分野を専門にしている教授が雑談で言ってたのですが、納豆と卵は、認知症の予防にもいいのだとか。
「納豆と卵は毎日食べる」と、仰っていました。
私は専門家ではないので、専門的な話しはできませんが、「きっと良いんだろうなあ!」と、意識にインプットされてますね。(笑)
確かに、脳にも良さそう!と。
納豆は健康食品として親しまれていますし、安心して食べれますよね!
水戸納豆に感激!
お恥ずかしながら最近まで、納豆はスーパーなどで売られているパックのものしか食べたことがなかったんですよ・・・・
数年前に茨城県に行く機会があり、その際に水戸納豆を沢山頂いたことがありまして。
藁で包まれている、あの納豆です!本格的な!
かなりの量を頂いたので、すごく嬉しかったしすぐにでも食べたかったんですが、ホテル滞在だったのと、フライト移動の際に困ることもあり、クール便で実家に献上することに。
そしたら、絶賛の嵐!!!
あまりに悔しくて(笑)かなり後に水戸納豆(藁で包まれているもの)を頂いたのですが、驚くほど美味しかったです・・・
そう言えば、納豆ってかなり希少なお土産ですよね。
持ち運び面で、他のお土産類よりも苦労しそうですし、成田空港で売られていると言うことはまずないですしね。(笑)
イギリスの納豆好きの友人に、あの藁の納豆をあげたーい!なんて、思ってしまいました。
納豆好きの外国人に日本でお会いしたら、あの藁の納豆を差し上げると、視覚的にも味覚的にも喜ばれそうです。
まとめ
今回は、意外にも保存食にもバッチリな、納豆について語ってみました。
私が海外で作る簡単な納豆メニューをご紹介しましたが、どれもポピュラーな定番メニューではありますが、まだ食べたことがない!と言う方は、ぜひ一度お試しください。
簡単で美味しいですよ!
調理過程で、バターや塩胡椒などを使うものに関しては、お好み調整にはなりますが、塩分の取りすぎにはくれぐれもご注意ください。
特に、納豆アボカドホットサンドは、濃厚こそが美味しいメニューでもあるので、ほどほどに・・・(笑)
最後までお読み頂きありがとうございます。