チップは感謝の形。マナーに合わせて使おう!

 

チップは感謝の形。マナーに合わせて使おう!②

 

 

「日本人だから」を国外では言わない

 

先ほどご紹介した例のように、妙な言い訳をつけてチップを渡すのを断ることは、失礼なので絶対やめた方がいいです。

まあ、そんな人は、まずいないとは思うのですが・・・(笑)

 

我々は、例え旅行で海外に居たとしても、心のどこかで(日本では)(日本人だから)と言う意識が頭にあります。

それが良い方向の時はOK!なのですが、ネガティブな場面で「日本人だから」と言ってしまう時も、時にあるのです。

 

日本人だから並んでしまうのよね、とか。日本人だから損してしまった!とか。

 

しかし、もしそれが相手国のルールや文化だとしたら、そこを言い訳にするのはあまり良く無いかな、と思います。やはり、合わせなきゃならないわけなのです。

 

でも、節約旅行してる際に、一番躊躇するのはチップ文化ですよね、正直なところ。(苦笑)

 

アジアの中でもチップ利用の頻度が低いかも?

 

アジアの中でも、日本はチップを渡す比率が低く、一桁のパーセンテージ程度のようです。

ある意味で、面倒くさくなくっていいですよね!

チップチップ・・・と考えていると、結構手間になる時もありますから。

 

通常、外国暮らしをしている日本人なら、チップ文化に馴染んでいるので、海外でチップを払う意識も習慣もあります。

でも、筆者はいまだに、チップの金額に躊躇する時もあります。(笑)

みんな同じです。

 

しかし、海外ではチップをスマートに使いこなし、かつ、無駄に払わず、ここぞと言うときには躊躇せずに感謝として渡す、それが粋ってもんです!

 

海外旅行が好きな方は、是非是非、チップ文化に慣れてくださいね!

 

気をつけたい「サービス料金」

 

飲食店ではチップを渡す(トレイに置く)のが普通ですが、時に、サービス料金としてすでに加算されて、飲食代を請求されている時があります。

 

そう言った場合は、当然ながら、チップを置く必要はありません。

サービス料金という名目で、チップを請求されていますので。

 

あれ?

そう言えば、日本でも飲食料金にサービス料が加算されていることが多いですよね。(笑)

実は、そういうことなのかなと。

我々も、知らずにチップを払っているというわけです。

 

ちなみに、「サービス料」という名目で料金加算されているレシートを見た外国人旅行客が、その明細を不審に感じ、トラブルになるケースも多いです。

日本人にとっては、飲食店、特に高級ディナーのサービスなどではサービス料加算を目にすることもありますし、居酒屋などでは「お通し料金」が人数分加算されていることもありますよね。

外国人から見ると、これらは如何せん不審な名目になってしまうので、事前にサービス料金何%を頂くということを、お店のテーブルに着席する前にお伝えしておいた方が親切です。

 

どうしても話しが通じなければ、「これはチップなんだよ!」と言いましょう。(笑)

 

チップは、嬉しいボーナス!

 

学生時代に、海外のレストランでバイトをした時に驚いたのが、チップ。

 

皆さんがレストランのテーブルに置いていくチップ、あれね、スタッフでちゃんと分けるんですよ!

厨房スタッフも、ホールスタッフも合わせて、全員で割るんです。

その時の勤め先は、一週間ごとに全て足して、全員で割るというシンプルなやり方でしたが、お店によっては違うかもしれません。

 

それが、結構すごい金額になるんです。

確か、一週間で20〜40ポンドくらいになった記憶があるなあ。一人当たりですよ。

 

海外の飲食店で、スタッフがサービスに気合いを入れるのも、チップのおかげもアリかもしれません。やっぱり、いいサービスをしてチップ収入が上がれば、やりがいになりますから。

 

人間、ゲンキンでいいと思います。(笑)もしそれでやる気になれるのなら!

 

でも、バーテンダーをしてた友達は、金曜の夜はチップだけで一夜で30〜50ポンドくらい頂いてたらしいですけどね。

 

バーテンダーの場合は、個人で受け取るので、チップの大入度合いが高い方を目指すなら、ウエイターよりバーテンダーの方がいいかもしれません。(笑)

 

まとめ

 

今回は、チップの基本的なお話しや、四方山話しで進めさせて頂きました。

バスキングに関してのチップの話題は、別の記事にてご紹介しますね。

 

海外でスマートにチップを使いこなしましょう!

 

最後までお読み頂き有難う御座います。

 

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海外バスキング(ストリート、路上演奏)の豆知識をはじめ、音楽雑学や異文化交流の四方山話を語ります。趣味やレビューなども更新しています。