イギリス土産・避けた方がいいチョコレートってある?【お土産定番のチョコレート選びの注意点①】

 

こんにちは。

 

今回は、お土産の定番「チョコレート」について、ネガティブ面にフォーカスして考えてみたいと思います。

 

このブログで、ギフト類は「チョコレートを選べば間違いなし!」という事を何度か言ってますので、矛盾してるように感じたらすみません。(>人<;)

 

お土産やギフトでチョコレートを頂いたら?

甘い物が苦手・食べれないという人は別ですが、そうでない方にとっては誰にとっても嬉しいお土産ですよね!

 

しかし同時に、筆者本人が誰かにお土産を購入・経験した中で、やや遠回しな不満っぽい微妙な声を一番聞いたのもチョコレートなんです。

 

例えるなら「人気が出れば出るほどに賛否両論の意見も絶えない著名人」といったところ?

みんな大好き、そして人気だからこそ、細かいところが気になるといった感じでしょうか。

 

チョコレートをお土産として考えるのであれば、少し慎重に選んだほうが良さそうです。

 

 

海外土産として避けた方がいい?無難なチョコレートの選び方や注意点とは

 

チョコレートは、イギリス人やヨーロピアンたちにとっても、恋人や家族へのギフト、クリスマスの贈り物の定番として欠かせません。

そんな「人気モノ」であるチョコレートだからこそ、こだわりがある方には微妙な反応があることも?

 

シンプルに考えれば、チョコレートを頂くと誰だって嬉しいです。(笑)

なので、あまり深く考える必要も全くないのですが・・

 

あくまで個人的な意見ですので「なるべくチョコレート土産で失敗したくない」というときの、参考程度にお読みいただけたらと思います。

 

 

日本に持ち帰った頃には「溶けている」

 

最初に、余談的なところから入って恐縮なのですが、念の為に例にあげました。(汗)

 

イギリスは意外や四季をちょっぴり感じることができながらも、真夏日が続く6月前後を除けば、夏でも「寒っ!」と感じる日があります。

 

人によってそれを「寒くて過ごしにくい」と思う人もいるかもしれませんが、私は逆に「過ごしやすい」と思ってます。まずは乾燥してるので湿気がないですから、蒸し暑さとはほぼ無縁なのが最高。

肌寒いのは上着でカバーできますし、夏でも冷房なく過ごせるので過ごしやすいなあと感じます。

 

なので、イギリスではそこそこの夏日でも、そこまでドロドロにチョコレートが溶けるということがあんまりないんですよね。

もちろん直射日光に当てればドロドロですけど、夏日に部屋に放置する程度では「柔らかくなりすぎたー(涙)」というくらい。悲惨な姿にはなりにくいかもしれません。

 

流石に7月、8月に日本にチョコレートを持ち込む人はいないと思いますが、日本の夏は結構長いですよね。そして、とんでもなく蒸し暑い!

イギリスで滞在して慣れてしまった気候の感覚で、うっかり日本で言う初夏や残暑にチョコレートを買ってしまうと、日本に到着した後、目的地へ移動してる時に溶けてしまいます。

 

実は私も、渡英したばかりのころにこれをやってしまい、見るも無惨な姿になっておりました。こちらはすっかり肌寒くなっていたのですが・・・日本は残暑がまだまだ続いていた時期だったようです。(汗)

普通はこのミスはまずしないと思いますが、「うっかり」に要注意です。

 

 

海外のチョコレートの味が苦手な方は意外と多い

 

日本人にとって、日本で慣れ親しんだチョコレートの味にくらべ、やたらに甘い感じがするのが海外のチョコレート。

 

外国人から見ても同じで「日本のチョコレートだと物足りない」という人もとっても多いです。

 

しかし、海外生活している方や留学などで長期滞在してる人にとっては、現地のチョコレートは馴染みの味。思い出の詰まったスペシャルなものです。

日本の知人や家族に食べてほしいなあーなんて、思っちゃうんですよね。

 

もちろん喜んではもらえるのですが・・・「甘かったよー」という感想がやはり多い。(笑)

微妙と言えば微妙な感想ですよね。(汗)「美味しかったー!」ではなく「甘かったー!」ですから。

 

海外在住の方なら耳にした経験も多いであろう「こないだお土産にくれたチョコレート、甘かったよー」という声。

 

やっぱり、安易にはスルーできない重要意見なのです。

 

 

イギリスでよく見るチョコレート。避けた方が無難なものは?

 

日本のチョコレートは思考を凝らせたものが多いですよね。

ナッツ類だったり他の食材との組み合わせのハーモニーを楽しんだり、そのデザインも繊細。

板チョコレートにしてもマイルドで食べやすいお味です。

 

反対に、イギリスのチョコレートは、どかーんとしたでっかい板チョコなどの固形のしっかりしたもの、ガッツリしたお味が多いです。

 

「ガッツリ」っていうのは、いわゆるカカオがすごく効いてるということなんだけど、ミルク味などの甘めを選ぶと極端に甘くなります。

チョコレート菓子的なものだと、かけ合わせた食材そのものが甘いのでさらに甘さアップ。

 

ビターでストレートなタイプのカカオそのもののようなチョコレートは、個人的には絶対日本よりも美味しい!って思ってるんですが(あくまで筆者の好みです)、ビターなものよりもミルク系の方が万人に喜ばれそうと思って、お土産で選ぶのはやはりミルク系。

しかし、メーカーによってはとっても甘い〜〜!ってなります。

 

スーパーなどの店頭で見かけるものは「甘い系」がほとんど。

とは言っても、チョコレートブランドものや、空港やデパートなどでギフトパッケージとして売られているボックス入りチョコレートであれば、イメージ的には日本のデパートやバレンタイン時期に売られている物と大差ありませんので、日本人にも受け入れられやすいです。

 

ただ、それ系のボックス入りのチョコレートってイギリスで買うと高いんですよね。

わかりやすく例えると、ゴディバさんの大きめボックス入りのチョコレートを買うイメージです。

大切な人へのお土産に買うくらいに留めておきたいところです。

 

おすすめは有名メーカーさんのバラエティパック

 

お土産風のパッケージやブランド系のチョコレートは少し高いのでためらってしまう。

かといって、1ポンドや2ポンドで買えるような、ばらまき土産に適したお手軽なチョコレートも甘すぎるものが多いし、相手の好みに合うかどうか不安。

 

そんな時におすすめは、Cadburyをはじめとする有名メーカーが販売しているチョコレートのバラエティパックです。

 

個別包装になってるチョコレートが沢山入ってる、アレです。

クリスマスやイベント時期には、特にどかーんといろんなメーカーから様々なお得価格のパックを置いてますが、年間通してスーパーに必ず置いています。

 

ただ、これらも海外系チョコレートの甘さです。しかし、小ぶりの個別包装になっているせいか、一口サイズのチョコレートだとあまりしつこさも感じないんですよ。

会社や友人へのばら撒き用にも使えるので、買っておいて無駄にはならないおすすめ土産です。

 

バラエティパック系のチョコレートは友人からも毎回好評でリクエストも多いです。

個別包装なので保管もしやすいし長持ちしますからね!特に家族のいる方にはすごく喜ばれますよ。

 

「お土産もらう側」の教訓。お土産を貰ったらマイナスコメントは控えよう!

 

あげる側ではなく、貰う側のお話しになっちゃいますが・・

 

私の知人で、少々モノにうるさいお姉さんがいます。美容とかファッション、飲食など、ライフスタイルに取り入れる物のブランドにこだわってるとっても綺麗な方です。

そんなお姉さんに、チョコレートのお土産リクエストをされたのでさあ大変!

 

「映え」も気にしてそうだし原材料にも厳しそうだし・・・甘すぎるのなんてもってのほかかも!

 

ものすごく頭を悩ませ、(日本って輸入食品が豊富だから)イギリスにしか置いてないものや、珍しいメーカーの方がいいだろうなあと思って、少しお高めの予算のギフトチョコレートを奮発して買いました。

試食したらお味もすごく美味しかったので、これは間違いない!と思ってね。

 

ところが、渡した時は微妙な顔つき。コレじゃない感がたっぷり。(汗)

 

「イギリスにバラエティパックみたいなやつがスーパーに売ってなかったっけ?次回はそっちで。」と、言われてしまいました。

おいおいおいっ!(笑)

 

5ポンドくらいで済むなら、具体的なリクエスト欲しかったなあ。(涙)

 

お姉さん曰く、テスコ等の庶民スーパーで売ってるチョコレートの方が「海外っぽい味だし、イギリス旅行を思い出すので好き」なんだとか。うーん、やっぱり人の好みはそれぞれだから難しいです。

 

こだわりある方でもバラエティパックは外れなし、ということでの個人的な経験をお伝えしました。

 

ただ、この教訓としては、やはりバラエティパックがおすすめです!(マル)・・・というよりは、「自分がお土産もらった時は、素直にお礼だけ言って受け取ろう!」ということです。(笑)

 

このブログを見つけた方も「なるべく喜んでくれるお土産を」という思いがあって、コチラへ来てくださったのだと思います。

そう、購入する方は、相手のことを考えたり色々悩んで買ってるものなんですよね。

 

お土産にマイナスコメントばかり言う方には、次回からもう買わなくていいと思いますよ!

 

そのお姉さんについては、私も付き合いもあるのでリクエスト通りに次も買いましたが・・

大喜びして頂いてこちらも嬉しくなったので、まあ、終わりよければヨシ!ということで。(笑)

 

空港で売ってるバラエティパックは豪華で見栄えもするのでおすすめ!

 

スーパーで買うよりは少しだけ高いけど、空港にもバラエティパックは売ってます。

 

Cadburyの紫のでっかいパッケージを見たことある方も多いのでは。その他にもMarsやKinderなど色々な海外メーカーの個別包装チョコレートが大きなパッケージ入りで売られています。

 

やはり空港等の世界各国の方が出入りする場所に置いてある商品は、見た目にもボリュームありお土産としての見栄えも十分な上に、味も無難に万人に受けやすい風味でまとまってるのでおすすめです。

 

ヌガーが入ったチョコレートがなんだか多い?!好みが分かれるので「チョコレート土産」として選ぶのは避けた方が無難かも?

 

イギリスのお菓子売り場を覗いていると、けっこうな確率で見かけるのがヌガー系を組み合わせたチョコレートです。

 

好きな方は好きかもしれないけど、チョコレートというよりは、ヌガーをチョコレートで薄く包んだだけなのでほとんどヌガーなんですよね。

なので「ヌガー好きな方向けのお土産」と考えてチョイスした方がいいかもしれません。

 

ちょっとネットリとした、キャラメルともムースとも違う食感なんだけど、甘さはそれらより格段と甘いという感じで・・・個人的には自主的に購入することはほとんどないです。(汗)

 

私の友人に、ホームパーティーを行う時や自宅に遊びに来るときに毎回必ずヌガー系や微妙なキャラメル風のものが入ってるチョコレートを持ってくる子がいます。

最初はその友人の好みなのかなあ?と思ってたんですが、もしかしたらイギリス人はこのお味が結構好きなのかもしれないなあと感じました。

 

相手によって好みの差が激しいかもしれないチョコレートですね。

 

イギリスの隠れた定番『ミントチョコレート』。「ミントチョコアイス好きさん」でも苦手な人もいる?癖のある味のまとめ買いには要注意。

 

イギリスで至る所で目にとまる、ミントチョコレート。

おすすめのイギリス土産として紹介されることも多いですよね。

 

もちろん美味しいし、イギリス定番のチョコレートであることも確かですが、衝動買いやまとめ買いは避けた方が良いお土産のひとつと言えます。

 

はじめてイギリス旅行に来られた方、仕事や留学などで滞在してる方でも、誰でも一回は絶対に買ってしまうのが、実はミントチョコレート。

なぜなら、至るチョコレートコーナーで見かけるミント味のパッケージを見ると「イギリスで人気の味なんだろうな」って、やっぱり気になってしまうんですよね。

 

まず、パッケージの見た目にそそられます。

ミントグリーン色が絶妙な差し色になっていて、高級感を少し感じるようなパッケージ。大きさも場所を取らない小ぶりな箱や、スリムな箱が多いのでまとめ買いや持ち歩きにも最適。

 

そして、お値段を見ると・・・・安い!

 

見た目は安物っぽくないのにお値段は安い・・・というところが、ついついお土産で買ってしまう理由として一番大きいかな?

旅行の最終日、駆け込みでお土産を買うとき。なんなら全部ミントチョコレートを買って後で振り分けちゃえ!って人も、もしかしたらいるかもしれません。(笑)

 

ついつい買いたくなるのですが・・・・

 

ハッカ味のお菓子って、万人うけには少し遠いお味です。

お土産で選ぶならば普通のチョコレートにしたほうが無難ですので、ミント系を買うのであれば、自分用とミント好きの方へ向けてのお土産に留めましょう。

 

私も昔、安いからとお土産の予備用に買いまくり、大量に残ってしまって自分でも食べきれず。余分に欲しい人を探すも、あまり希望者がいなくて(笑)・・・ということがありました。

あと、ミントチョコレートのアイスクリームは好きな人は多いのに、固形のミントチョコレートを大喜びで食べる人ってあまり見ないような気がします。

 

好みの分かれる味なので、衝動買いには注意しましょう。

 

もちろん好きっていう人もいると思います。

種類は本当に豊富に売られているので、ミントチョコレートがお好きな方や、リクエストをもらった時には喜ばれると思いますよ!

 

 

次の頁では、絶対に外したくない時におすすめしたい、ちょっぴり高級な英国チョコレート土産について語りたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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