こんにちは。
今回は【お土産定番のチョコレート選びの注意点②】です。
誰に差し上げても喜ばれるチョコレートはおすすめお土産の定番!
しかし、定番ゆえに至る所に様々な特徴あるチョコレートが売られているので、無作為に買うと贈る相手の好みからちょっぴり外れてしまうことも?
また、人気のチョコレートだからこそ、好みのリクエストが細かい時もあります。
このブログは、前回のブログ『イギリス土産・避けた方がいいチョコレートってある?【お土産定番のチョコレート選びの注意点①】』から続いています。
ご興味ある方は、ぜひ以下のリンクからお読みいただければと思います!
チョコレート土産は意外と難しい?それでも絶対に外したくない!
海外産チョコレートのお土産って、誰にでも受け入れられそうに見えて意外や難しかったりします。
前回のブログでご紹介した例にあるように、海外ならではの癖や甘さが気になるという日本人はけっこう多いのです。
そしてなぜか、イギリスのお土産ショップや手軽に買えるスーパーのお菓子コーナー等に置いてるチョコレートの中で、甘さ強めのものや特徴あるものの方が目立っているので手に取りやすいんですよね。
気になる商品は、実際に自分が一度食べてみてからお土産として買うのが一番の策かな?
ただ、チョコレート土産がある意味難しいというのは、根本的にこんな理由もあります。
チョコレート土産が難しい理由:総じて、日本で買えてしまう!
身も蓋もない意見になってしまいますが。(笑)
せっかく海をこえて買ってきたお土産なのに、「日本で買えちゃうので珍しい反応もなし」というオチになりがちです。
自分で買って食べたことがなくても、インターネットや輸入食品店で何度も目にしているので新鮮な印象もなく・・・という、なんだか寂しい時代ではありますよね。
しかしある意味、それだけ人々の選択肢も広がり自由に買い物できる時代であり、日本のショッピング環境が素晴らしいということでもあります。
日本は世界各国のお菓子がバランスよく手に入る国ですよね。
2000年代は、イギリスのお菓子と言ってもショートブレットの小パッケージがコンビニ置かれていたり、PLAZA(その頃の時代でいえばソニープラザ)に箱入りのものが少し並んでいる程度だった記憶が。
しかし、毎年毎年、輸入ブランドのラインナップがどんどん充実していくバレンタインデーの効果もあり、海外のチョコレートもさして珍しいものではありません。
また、コーヒーと輸入食品で有名なKALDIさんをはじめとする輸入食品店が普及していったこともあり、海外のお菓子は誰でも気軽に購入できる時代。
2010年代に入ると、お土産用にあれ買ってもコレ買っても日本で同じチョコレートメーカーの商品を見つけてしまい、がっくり・・・という事ばかり。
前回ブログで例に出したチョコレートもほとんど日本で買えますよね。
Cadburyのチョコレートも昔から有名ではありましたが、10代の方にとっては「物心ついた時から輸入食品店で見ているチョコレート」。当たり前に日本で買う物として育っているわけです。
ヨーロッパ圏で人気を誇るLINDOR のチョコレートも、イギリスでもとっても身近なものですが、実はスイスのチョコレート。
こちらも、まだ2000年代後半くらいまでは珍しがられたお土産のひとつで、そのまろやかなお味に皆が虜になり、海外土産リクエストとしても多かったチョコレートです。
LINDORはイギリスやEU圏のエアポートで必ず見かける定番土産。他のヨーロッパ圏を旅行しても、LINDORの大きなショップを市街地で見つけることもしばしば。うわー素敵!お土産に買おうかな・・・なんて思っても、いまや日本のそこいらじゅうで売られてますからね。(笑)
しかし、英国でもポピュラーな(というよりむしろ発祥地である)キットカットでも、日本独特の抹茶味やご当地キットカットを日本で購入し、イギリス人へお土産として渡せばとても喜ばれますよね。
それと同じで、日本で輸入食品として売られているようなチョコレートでも、海外現地ならではのお味などはきっと喜ばれると思いますし、例え定番のチョコレートであろうとも自分が美味しいと思ったものは素直に渡せば相手は喜びます。
チョコレートをお土産に考えるときは、予め「日本でも購入できるかもしれない」と思った上で選ぶと、一風変わったチョイスになるかも?しれません。
絶対にハズレのないチョコレートにしたい!「英国ならでは感」を狙いたいなら『PRESTAT』と『Hotel Chocolat』を
イギリスブランドとして有名なチョコレートといえば王室御用達の高級ブラントとしてお馴染みの「PRESTAT」(プレスタ)と、この十年くらいでグッと知名度を上げた「Hotel Chocolat」(ホテルショコラ)。
現地購入ならではの特別感を狙いたいなら、上記どちらかのチョコレートがおすすめです。
独創的で豊富な種類がズラリ並ぶ、Hotel Chocolat
Hotel Chocolatは比較的新しいブランドというイメージが強かったのですが、誕生は1993年のようです。
個人的な印象では、2010年代の半ば頃から街中や駅周辺で店舗見かけるようになった記憶。
あれ?こんなお店あったかなあ~と思ってるうちに、あれよあれよと至る所で目にするようになりました。
スーパーで手軽に買えるチョコレートに比べると少しお高いですが、最初に食べた時に「うまっ!」て声が漏れたくらい、お味はすごく美味しいですよ!間違いなしです。
特徴としては、こちらのチョコレートは独創性が素晴らしいのです。
ダークかホワイトチョコ系か、何色なのか何味系か、トリュフ系なのかどんな形か、ナッツかフルーツペーストか・・・というような単純なラインナップではなく、その種類は無限大と言っても過言ではないほど。
「ホテルショコラのチョコレート、全部試してみよう!」なんて思うことすらできないような様々なお味、色あい、魅力的な造形の独創的なラインナップが沢山揃ってます。
購入しようと店頭に行っても、あまりに豊富すぎてどれにして良いか決められません。(笑)
ギフト用の箱入りチョコレートもありますが、簡易的な透明パッケージの商品が多いのも特徴。ちょっと気軽に渡すようなお土産にも最適です。(ただし、スーツケースの中で割れないように注意です)
この透明なパッケージはチョコレートの造形や数がモロに見えるのですが、芸術とも言えるような独創的なチョコレートがバッチリ見えているところが、益々ワクワクを盛り上げてくれるんですよね。
また、スパイシー味のような癖のあるお味やビーガン向けのヘルシーチョコレートなどの珍しいラインナップの他、カカオを使用したペーストやドリンクなど面白い商品が多いのも特徴です。
お土産として盛り上がる商品が見つかること、間違いなしです。
誰もが知る高級かつ英国王室御用達、パッケージも美しいPRESTAT
PRESTATはその歴史も古いことから、イギリスのおすすめ土産としても長く語り継がれていますので、ご存じの方も多いと思います。
設立は1902年ということで、イギリスで最も古いチョコレートショップのひとつであり王室御用達としても有名な、伝統のあるイギリスのチョコレートです。
「はじめて知った」という方にわかりやすく説明すると、英国人同士のギフトでも頭ひとつ抜けてハクがつくチョコレートです。(笑)
日本では、高級チョコレートといえばベルギー発のゴディバが一番有名ですよね。
昔から、ゴディバの包みのチョコレートを頂くと「うわっ!こんな高価なチョコレートを!」と誰もが声を発してしまう、老若男女、誰でも高級で美味しいと知るブランドです。
どんなにショコラティエに疎い男子でも、ゴディバを渡せばそれが高級であることはわかるというところで、バレンタインの本命向けチョコレートとしても長年トップの座に君臨しているのではないでしょうか。
PRESTATは、日本で言うところのゴディバと似ています。
昔から誰もが知る高級ブランド、少し手が届きにくいチョコレートだからこそ、ギフトで頂いた時に相手からの思い入れが伝わりやすい。味ももちろん外れなく美味しい。
例えば、日本で有名なチョコレートブランドを厳選し、超高級なチョコレートをイギリス人の友達にプレゼントしたとしても、彼らにとっては「おしゃれなパッケージのギフトチョコレート」のひとつでしかありません。
しかし、PRESTATのチョコレートを贈ると「Oh!こんな高級なものを!!」と、その価値にすぐさま反応して大喜びになります。
それくらい英国民的には名高い、英国生まれの王室御用達高級チョコレート。
特別なイギリス土産を狙うならば、お味のおいしさ、珍しさ、高級感、ヒストリーなどなど、話題が尽きないので、チョコレートのみならず「お菓子のお土産」のカテゴリーとして考えても、ダントツおすすめ品とも言えるでしょう。
昔から「英国おすすめ土産」として紹介されていることが多いチョコレートながらも、お値段がお高いせいか実際にもらったことがあるとか、買ったことがあるという人って割と少ないんですよ。
ここもポイントですよね!全く身近なものではありません。(笑)
また、PRESTATは豊富なメニューに加えて、さらに期間限定のお味などお味のラインナップの入れ替わりも多いです。
選ぶ楽しみもHotel Chocolatと同じくらいにありますよ。ショップを見るだけでワクワクしちゃいます。
柚子やお酒味、抹茶などの和風のお味が展開されていることも多いです。
英国生まれのチョコレートで和風味がどんな表現をされているか興味深いところ。あえて珍しい味を選ぶのもアリかもしれません。
パッケージのデザインもカラフルで豊富でお見事です。まさに英国ならでは!といったポップでキュートなボックスがずらりと並びます。
特に、渡す相手が女性であればそのパッケージを見ただけで「きゃー!カワイイー!」ってなります。
チョコレートの種類選びよりも、まずはこのパッケージに迷う人がほとんどじゃないかなと思います。それくらい、スペシャル感のあるお洒落なボックスばかりです。
紙製ですがかなりしっかりした作りなので、食べ終わった後にちょっとしたケースとしても使えますよ。
様々な角度から、この2社のチョコレートブランドから商品を選んでおけば、新鮮、珍しい、見た目もバッチリ、お味も外れなし。
そして、「お土産かぶり」することはまず無いでしょう。
やっぱり何でも揃う買い物天国、ニッポン
厳密に言えば、「PRESTAT」も「Hotel Chocolat」も、日本で購入しようと思えばできます。
「Hotel Chocolat」の方はお店展開もあるようです。
ただ、今時点ではまだまだ簡単に手に入るチョコレートではありませんので、日本国内で購入して日本の方にプレゼントしても、珍しい!って喜ばれるブランドだと思います。
英国土産として渡すのならば、それらのチョコレートの存在や価値を知ってる人にあげたほうが相手の喜びの表情も倍違うでしょうけども(笑)、「PRESTAT」も「Hotel Chocolat」知らないという方であれば、「見たことない!」という驚きの表情が見られるはずです。
なので、結論としてはおすすめということに限りますね。
現代は輸入食品店の豊富さに加え、インターネットを通じて個人での輸出入も簡単になったので「その国でしか買えない」という部分の敷居はグッと低くなりました。
そのため、現地購入しても日本で見つけちゃった・・というのは「あるある」なので、そこはもうスルーしていきましょう!
日本でも購入できるという物でも、現地のラインナップには敵いません。
また「PRESTAT」と「Hotel Chocolat」は、「英国発の英国ブランド」というところもポイントです。
先ほど少し例に出したように、空港の売り場に行けばヨーロッパの各国のメーカー商品が一色担にして売られています。
なので、イギリス土産として「イギリス産」のチョコレートを見つけること自体が、どちらかというと難しいんです。
「空港ならわかるけど、イギリス国内のお土産ショップで買ったのにスイスやベルギーやイタリアのメーカーだった」・・というのも「あるある」ですが、みんなそこまで気にしていませんので深く考えることもありません。
こだわりたい方は「Made in どこの国」なのか、まずはチェックしてから購入しましょう!
特にスイスのチョコレートには当たりやすいかもしれません。M&Sあたりのスーパーで綺麗なパッケージで売られているチョコレートって、スイスメーカーが多い気がします。
美味しいので、私は気にせずお土産で買っていますよ。^^
「スイスじゃん!」と、突っ込まれたこともありません。
「イギリスのM&Sのチョコなんだね!」と、言われたことはあります。なので、相手にはちゃんと伝わるんですよね!
「英国土産としてこだわりたいならば」ということで、上記の2トップ英国チョコレートをご紹介しました。
まとめ
今回は「みんな大好きなチョコレート」を英国土産にする際に、考えて購入した方がいいものの例や、絶対に外したくない相手に向けての英国ブランド2選について、2回にわたって紹介させていただきました。
外れに当たることは無いであろう、お土産定番のチョコレート。
しかし、安さ優先で選ぶと意外な落とし穴も多いので、しっかりパッケージを確認してから購入しましょう!
お読みいただきありがとうございます。