旅行が決まるとワクワクしますよね!
旅行当日も楽しいことに間違いない、でも実はチケット確保やパッキングなど準備している時が一番ワクワクしているのかもしれません。
例えれば子供の頃の遠足前日みたいな感じ。
荷物を詰めたりおやつを用意したり、お弁当のリクエストをしたり。楽しい~!
いざ当日になると、楽しいんだけどもうすぐ終わっちゃう寂しさというのかな。目標を達成した後のちょっと寂しい感じに似ています。次の楽しみはいつだろう、これから何を始めよう・・みたいな。
所謂それまでの過程、最終準備段階って盛り上がりピークのような気がします。^^
海外旅行で持参すべき洋服とパッキングの基本。必ず持参しておきたい物とは?
どんなファッションで行く?どのコスメを持っていく?・・・と、いきたいところですが、その辺は個人の自由です。第三者がおすすめブログ書いても仕方がありません。(笑)
ということで。「最低限、これは持参したが良いかも?」と思う物をお伝えしたいと思います。
【初心者向け】パッキング(荷造り)の基本とは?
まず最初に、初歩的な話しではありますが「パッキングの基本」から意見を述べていきたいと思います。
それは、いかにして「帰りのスーツケースの容量を確保するか」。
帰りのことを考えた上で荷造り=行きの準備をすることが大事です。
「アメニティは準備しましたか」「下着類など分類できるよう小分けの袋は準備しましょう」「タオルなど柔らかいものを隙間に詰めて上手く荷造り」・・・などなど、そういったことも基本と言えば基本だし当然大事ではあるんですけど、実はそこまで重要ではありません。
仮にそれらの準備を忘れてしまっても、現地でなんとかなります。(注意:現地が商業施設がある場所かつ旅行者に所持金があれば)
極端に言えば、パスポートと所持金だけ持って手ぶらで出発したって良いのです。
あ、もちろんこれは「極論」ですので、おすすめはしません。(笑)
「持参物を減らす」=「帰りのスーツケースのスペースを確保」ということを一番最初頭に入れた上で、本当に必要なものだけをピックアップしていくことが大事です。
「あれが必要、これも持っていきたい」というところに焦点がいくと、旅行の往路段階でスーツケースはいっぱいになってしまいます。
しかし、大半の人は旅行の出発時よりも帰りの荷物の方が増えます。
海外旅行で持参すべき(したほうがいい)物とは?
それでは、本題です。
これだけは持参すべき!と思うものとは?
念のためですが、私の生活や行動範囲はイギリス~ヨーロッパ圏になりますので、その圏内での「持参すべきと思った経験談」です。
スーツケース/キャリケースの邪魔にはなるけど・・持って行ったほうがいいかも。
以下でご紹介するものは、荷造りの時には「ちょっと邪魔だな」と思ってはずしたくなる物かもしれません。
しかし、これらだけでもあると違う!
例え使わなかったとしても絶対に持っておいたほうが良い!・・・と、個人的には思っています。
①ジャケット(フォーマルな席で使えるもの)
何はなくてもコレ!「ジャケット」です。
スーツケースに入れてシワができそうとか、いかにも気を使いそうな衣類です。
ビジネス等の出張ではないプライベート旅行の場合、あんまり持参したくはないですよね・・・
まあ、はっきり言って邪魔です。(笑)
しかし、たとえ使わなかったとしても他のお気に入りの洋服持参を断念してでもジャケット一着は持参したほうがベター。
海外ではフォーマルの場所とカジュアルな場所の線引きがキッチリしています。
「日常的なファッション」「出勤時や通学時のファッション」においては、日本よりも海外の方が気が楽です。
何着ていこうかしら?なんて悩むことも一切ありません。
日本人って日常からしてお洒落な人が多いですよね。
でも中には、自分自身が特にファッションを気にしているわけではないのに周りにいろいろ言われちゃうとか、トレンドからあまり離れてしまっては明らかに流行遅れで浮いてしまう・・という事を気にして頑張っている人もいるかもしれません。
人目を気にする傾向って、やはり日本は強いと感じます。
海外全てがということは言えませんが、特にイギリスの日常の服装ってめちゃくちゃ楽です。全く人目を気にしてないと言っても過言ではないほど。
日本から訪れてきた人が、「イギリスって意外に地味な服の人が多い」とか「あんまりオシャレじゃないよね」と話す声を聞くこともしばしば。
それもそのはず、普段の服装なんて全く気にもしてないような人が多いですからね。もちろん全員がそうであるわけではありませんが、誰も人の服装なんて気にしてない人がほとんどですから、その分気楽さがあります。
パブやバールでカジュアルな集いの場ならばどんな格好だろうと問題ないし、職業にもよりますが仕事中やプライベートで小綺麗な格好をする必要もありません。
流行り廃りも関係なく自分の着たいものを着る、どんなに派手だろうと着古したものを毎日着ようとも普段の服装に言及する人もいなければいちいち注目する人もいません。
それが海外特有の雰囲気というか、イギリスの楽なところ。
しかし、ことフォーマルな場となると一変!
服装に関するやかましさ・厳しさ?は、奇抜なバンドマンの格好に目を丸くする近所のおばちゃん攻撃の比ではありません!
「これくらいおしゃれにしておけば大丈夫」なんて思ってる場所でも、フォーマルの定義から外れてるとピシャリとやられます。
例えば、ジャケット着用必須の場所に行く時。
「少しジャージ生地っぽさはあるけどジャケットの形の綺麗め上着だから大丈夫だろう」・・・と思ってても、ピシャリ。ジャージだからダメー!ということでドレスコードに引っ掛かります。
ダンスホール的な場所に、デニムパンツとかカジュアルなミニスカートなんて履こうものならば、どれだけおしゃれにしようとも「ここ踊るところだよ?」とピシャリ!(スーツとかロングドレスなどが正解です)
日本でも、誰もが認識している「ザ・フォーマルな場所」に、カジュアルで行く人はまずいないと思いますし、暗黙のルールをみなさん守って服装を選びますよね。
でも、いく先がクラブやパーティーだったら?
いかにもフレンチ店って感じじゃないけどそこそこオシャレなレストランだったら?
きっと自分なりの基準でのお洒落な服装で行くと思います。
少しカジュアル寄りでパーティー会場に現れても、よほどの厳格な場所でない限り入り口を通してもらえる可能性はあります。
高級ホテルのラウンジやカフェにカジュアルな雰囲気で現れても(ちょっと常識がないわよね~)なんて言われる事もあるかもしれないけど、追い出されることはないと思います。
しかし、イギリスではピシャッと閉め出されます。
綺麗めカジュアルなんてものは存在しません。カジュアルはカジュアル。
ブランドのクールなパンツやドレスを着ていたとしても、足元がスニーカーやミュールだったり、上着がコットンのフーディーやデニムを羽織ってると・・・
入り口で止められて中に入れてもらえないのです。
旅行先でパーティーの予定がある人は滅多にいないと思いますし「私は関係ない」って感じる方も多いと思いますが、困ったことに、そのような場面がいつ訪れるのかわからないのが海外の地。
行ってみたいお店やおすすめスポットに実はドレスコードがあった(ネットには書いてない!)とか。
現地の友達にパーティーに誘われた、歴史的建造物を見に行ったら肌を隠せと警備員に止められた・・などなど。
思いもよらぬ場所でドレスコードに遭遇することだってあります。
そんな時に便利なのがジャケットです。
女性の場合はフォーマルな場所のためにドレスを用意するのも費用嵩むし、持参も面倒だなあと思うこともありますよね。
それも、ジャケットさえあればなんとかなります。ドレス不要です。
年齢性別関係なく、ジャケットは敷居の高い場所の入り口を突破するアイテムとしてかなり使えますよ。
厳密に言えば靴(次で紹介します)も必要です。
とにかく、よほどボロボロのデニムやパンツなどを履いてない限り、上にジャケット羽織ればどんな場所でも大抵は誤魔化せます。(笑)
②つま先やかかとが隠れるシューズ(ブーツやスニーカーはNG)
お次は靴。
同じく「フォーマルで使えそうなシューズ」を一足、スーツケースに入れておきましょう。
旅行中に常時履いていく靴とは別で持参しておいた方が良いです。
旅行中に常時履く靴がフォーマルで使えるなら、予備で持っていく必要はありません。
「フォーマルで使えそうなシューズ」とは、ビジネス用の革靴、ローファー、フラットシューズやパンプスなどです。
色は何色でも問題ありません。
わざわざ高価なものを買わなくてもいいです。履きやすい靴でOKですので、普段仕事中に履いてる靴などを持参しましょう。
ヒールがあろうがなかろうが問題ありません。但し、つま先やかかとが見えない靴であることが絶対です。
お洒落なストラップミュールも魅力的ですが、これも避けましょう。
パーティー仕様で作られてるブランドのミュール系の靴って、セレブ達がレッドカーペットやパーティーで履いてることもありますよね。
海外ドラマでも、つま先やかかとが見えてるヒールを履いてドレスアップしてるシーンもよく観ます。
しかし、それはその場でOKだからということ。
つま先とかかとが見える靴は、フォーマル靴ではありません。
ラテンのダンスホールでも、ミュールなどの華奢でセクシーなヒールを履いてる方が喜ばれるところもありますが、それもそういう場所だから。
今回のトピックのように「備えとして」持参するには、どんな場所でもフォーマル靴と見てもらえなければ意味がありません。
どんなにブランド品だろうと高価な素材の靴であろうと、かかとやつま先が見える靴は絶対に避けましょう。
ミュールがNGな場所って結構多いんです。
つま先等が見えなくてもスニーカーやブーツなどの見るからにカジュアルな靴もNG。あえて言う必要もありませんが念の為。^^;
素材に関しては、革靴じゃなくても合皮やエナメル等で大丈夫です。
コットン製の靴は厳しい場合もあるので、ある程度のツヤがあるものにした方が無難です。要は、それっぽく見れれば素材を無理に高価にする必要はないということですね。
元々フォーマル靴を普段から履いてるなら、もう一足持参する必要もありませんが、慣れない土地での移動を考えると旅先で常時履くにはスニーカーがベストです。
余分に靴を持参すると少し荷物になるのは気になりますが、移動中はとにかく動きやすさ優先で、フォーマルはバッグの中にしのばせておくというのが理想的。
フォーマル靴とジャケット。このセットがあるだけで、かなりの場面で助かります。
無理にゴージャスな衣装や小物を揃えなくてもいいんです。
すごく鮮やかなスーツやドレスを着てる人ばかりの場所に向かうことになったら、ジャケットだけじゃ地味すぎない?って思うこともあるかもしれません。
問題ありません。
もちろん、パーティーの場に備えて鮮やかなドレスを一着持参しておこうというのもアリですので、そこはお好みで。
でも、ジャケットってそれだけで「ちゃんと場をわきまえてる人」という認識をされます。
ジャケットを羽織ってる人=いわゆるポッシュ(セレブ)な場所に見合う服装をしてる人、って思ってもらえます。
地味だなあと思う人はいませんよ!
スーツとフォーマル靴は無敵アイテム!
最初に言った通りに極端ではありますが、パスポートと所持金(現金やカード類)さえあれば、アメニティ類や衣類等を忘れても、(調達が可能な旅行先ならば)現地で購入すればなんとかなります。
プラス、スマホやチャージャー(充電器)、タブレッドやノートパソコンなどのガジェット類やそれらに付随するケーブル類ももちろん必要です。
でも、これらはあえて書く必要もないですよね。
極端に言えばスマホに頼り切りじゃない場合は、それらをうっかり日本に忘れてきても旅行ができないわけではありません。
カジュアルなシャツや下着類も、「あー、忘れちゃった!買っちゃえ!」というノリで調達できます。
しかし、「ジャケット」や「自分にフィットする靴」は、現地ですぐに適当に見つかるものではありません。
だからこそ、この2つは無敵アイテムとして持参しておくのがベターなんです。
そこで、究極に旅行中の荷物を少なくするよう、最低限の持ち物を考えてみました。
- 旅行時に着用する洋服のボトムスを黒のパンツにする。(ジャケットを羽織ればフォーマルとして見えるレベルの形や素材にする)
- 黒のローファーなど、つま先&かかとが隠れた履き慣れたフラットシューズを履く。→履き慣れていれば別に持参する必要もなし荷物が減ります。
- フォーマルの場で着用できそうなジャケットを着用、または別で持参する。奇抜でなければ色はなんでも可。(所謂リクルートスーツ系の紺色のビジネス調のものより、華やかに見えるデザインや色をお勧めします。控えめが良いなら「黒」一択です。「黒」は、イギリスではここぞ!という時のお洒落な場に着用する洋服を選ぶ際の人気色です。迷った時には黒を選べば万能に使えます)
- 「ジャケットの下に着るもの・ジャケットに合うトップス」を持参。例えば襟付きシャツや綺麗めシャツ、女性であればシルクっぽい素材のカットソーやノースリーブを持参しておく。キランキラン✨したビスチェ等でもOKですよ。^^
- これだけあればOKです。
- あとは、ホテルなどでリラックスできるようなスウェットパンツやカジュアルパンツ、普段着用するトップスの替えを持っておけばいいくらい。
- 究極に絞り込むと、荷物めっちゃ少なっ!て感じです。(笑)
- 次の頁では「プラス・アルファ」で持参したい物についてご紹介します。
- ここまでお読みいただきありがとうございます。