こんにちは。
今回は少し違った角度で「お土産」をテーマに更新したいと思います。
よくある「おすすめのお土産」というトピックはこのブログでも度々紹介させて頂いていますが、「やめた方がいい(かもしれない)お土産」について考えてみたいと思います。
ちょっと気をつけたほうがいいかも?避けた方が無難な「お土産」って?
このブログのお土産トピックでは、海外旅行や滞在から日本へ持ち帰るお土産だったり、日本から海外に住んでる方へ向けてだったり、基本的には海・国境を越えてのお土産として例をあげています。
今回は少しネガティブ面のフォーカスですが、これまでもおすすめ土産を紹介する中で、時々文面で「このお土産は避けたほうが良さそうだね」というような余談を書かせていただくこともありました。
そんな、余談的に紹介させていただいた物や実際に筆者が体験したことなどをまとめてみたいと思います。
些細なお土産でも、せっかくお金を使って相手にプレゼントするわけですから「えー」と、内心思われてしまうのは嫌ですもんね。
しかし、実際に日本国内のお土産や訪問先へのお持たせでも(毎回もらっても困るんだよなあ)って思うものってあるのも確かです。
以下で紹介するものが絶対というわけではなく、筆者本人の失敗体験や、周囲の「あるある」という意見から綴っていますので、あくまで主観であることをご了承ください。
「AとB、どっちにしよう」と迷った時や「それらを贈る際に気をつけたいこと」などの参考程度ということで、是非ともポジティブに参考にしていただけたらと思います。
チョコレートのお土産は相手の好みにご注意?
チョコレートって、お相手が甘いものやチョコレートそのものが苦手・食べれないという方でなければ誰に贈っても喜ばれる、お土産でも定番の人気を誇るお菓子です。
もしご本人がちょっと苦手・・なんて方でも、家族に持ち帰ると大喜びされたり、友達が家に遊びに来た時のお茶請けに出したりと活躍しますよね。
このブログでも度々おすすめギフトとしてご紹介をさせています。
しかし、定番ゆえに細かい部分で「微妙な」反応をされることもあるんですよね。
特に国を跨いでのお土産の場合は、国によってのチョコレートの特徴の違いから好みの違いも出てきますが、どちらかといえば日本国外の方よりも、甘さ控えめのチョコレートに慣れている日本人の方が海外土産のチョコレートにうるさいかも?しれません。
詳しくは別頁にまとめました。
重量のあるお土産には要注意
重さのある物は基本的には海を超えて持ち運びするお土産には適していません。
内容がNGというわけではなく、取り扱いが難しいとか手間がかかるといった理由が大きいです。
例えば、海外旅行した際、日本へ持ち帰るお土産を選ぶ際。重さのあるものをついつい買いすぎて、フライトのチェックイン時にスーツケースや手荷物の重さを確認したら航空会社規定の重量をオーバー。
そうなると、超過料金を取られるか、その場で荷物を減らすかの選択に迫られてしまいます。
ただ、それは自己責任。自分で重いものを購入したのですから仕方ありません。
もし、海外渡航する友人へのプレゼントや日本の留学生活から母国へ帰る友人へ渡す日本記念土産が重いものだったらどうでしょう。
相手がフライト時の荷物の重量に気を使わなくてはならなくなります。
(嬉しいんだけど、重いので荷物になるなあ)と、思われてしまうかもしれません。
フライト前の荷物のパッキングで気になるのは、何よりも重量です。
あれもこれも・・・と荷物に入れたいところを厳選しながらパッキングしているところに、思わぬ「大物」のお土産が追加されてしまうと荷物調整で大慌てになるかも?
もちろん、友達に「今度、海外旅行に行くんだけどお土産何がいい?」と聞かれた時も同じです。重いものをリクエストするのは避けましょう。
では、重量のあるもので選びがちなお土産ってどんなものでしょう。
ざっくり例にあげてみます。
マグカップや食器、グラスをはじめ、陶器やガラス類のもの。
海外旅行先で「どうしても欲しい!」と思ったものを自分で買うならOKですが、フライトを控えている方に差し上げるのはやめた方がいいかもしれません。
重さもそうですが「割れ物」ですから、取り扱いが大変。
私自身も「イギリスに戻ったら使ってね」と、陶器類やガラス製品を過去に何度か、日本出国前にもらったことがあります。
マグカップ1個程度であれば緩衝材をぐるぐる巻けばいいし、そこまで過敏になる負担でもありませんが、意外とその手のお土産って選ばれることが多いんですよ。
一番困ったのは、シャンパングラスのペアセット。
陶器類に比べると重さはないですが、繊細さが増すのと箱そのものの大きさがあるので取り扱いに苦労しました。
いただいたとき、嬉しいんだけど、心の中では(パッキングどうしよ)という不安が先に来てしまいました。
スーツケースに入れるにしても手荷物にしても箱の大きさだけで場所を取ります。さらに割れないように緩衝材を多めに入れて持ち帰りましたが・・・
なんとか割れず無事でしたが、移動にものすごく気を使ってぐったりでした。(^^;)
陶器類やガラス類はプレゼントとして見栄えも良く記念にもなるし、長く使えるものだから贈りたくなりますよね。だからこそ、お土産売り場にカップ類も沢山あるわけです。
しかし、もし自分が長い旅路で持ち歩くことを考えると、購入する際にしっかり考えてから買うのではないかな?と思います。
陶器類やガラス類を贈る際は、相手の移動状況などを今一度考えた上で、できるだけ負担を減らせる物を選んだり緩衝材に気をかけてあげると親切です。
また、毎日使うカップ類やお部屋の中で使うような置物は好みの問題もあります。
極端な例を挙げると、結婚式の引出物で好みでない食器をもらったけど置き場に困るような・・・そういう感覚に近いかもしれません。
いずれにせよ、衝動買いするお土産ではないかもしれません。
重量のある書籍類(写真集や単行本)
書籍ってプレゼントとしてはとっても嬉しいチョイスです。
特に写真集や画集などは記念になるし、その国、土地の思い出にもなります。
おすすめのお土産とも言えますよね!
問題は、書籍類はけっこうな重量になることです。
自分自身が旅行で購入する際にも注意が必要ですし、これからフライト等の移動を控えてる方にお土産として渡すのであれば、さらに考えた上で購入しましょう。
相手に持たせるお土産であれば、手のひらサイズの文庫本やコンパクトなもの、薄い絵本などにとどめた方が無難です。
こちらは余談ですが、いわゆるオトナな本(成人誌)や写真集、オトナのコミックなどはNGです!
その辺の表現に関しては法律が厳しく定められており、国によってその厳しさも大きく異なってきますが、まず「そういった関連のもの」を国を跨いで持ち込み・持ち出しをしてはいけません。違法になります。
例えばグラビアなどが含まれるような写真集でも注意です。
オトナ誌ではないよ?なんて思っても、それは自分の主観だったり、自国の基準なだけかもしれません。
「推しのグラビア写真集あげるよ~」なんて海外の友達に購入しても、フライト時に検問を受けるかもしれませんので、そういったチョイスは絶対に控えましょう。
リチウム電池が含まれている製品はもちろんのこと、精密機器関係
リチウム電池をフライト時の委託荷物に入れてはいけないことは周知のことですよね。
身近なところでは、携帯電話などに使われています。
精密機器関係は、どんな構造で何が使われているか、どんな危険性があるかなど私たち素人はいちいち気にしていません。リチウム電池がどの製品に入ってるかなんかも気にしていません。
しかし、「機器関係は取り扱いに注意しなければいけない」ということは誰でもわかります。
もしちょっとした機器類をお土産にしたいと考えたときは、難しいことは考えず「取り扱い注意の物かどうか」という判断で選べば良いと思います。
私たちも、ドライヤーなどは簡易ケースにしまったものをちょこっとタオルに包む程度で、気にせずスーツケースにパッキングします。
しかし、同じ家電でも照明などの特に割れやすそうなものであれば緩衝材に気を使いますし、タブレッドやノートパソコンはもちろん「これは衝撃に弱そうな感じだなあ」と感じるような機器類であれば、スーツケースに放り込んだりせず、手荷物に入れて大事に移動していると思います。
「取り扱いに注意が必要な機器類」は、注意しながら持ち歩くという負担が伴うので、自分が欲しいもの以外は買わないのが正解。
お土産として購入したり移動を控えてる方にプレゼントする時は、相手にとっての需要や渡した後のことも気にかけてた上で購入しましょう。
もちろん、電圧の問題もありますので日本国内外、相手国に対応してるかどうかのチェックもお忘れなく!
私自身の経験では、仕事で出張したときのこと。滞在先のスタジオでマイクを2本頂いたことがありました。
使わないからあげるよ、ってノリで頂いたんですよね。ぜひ!って感じでいただきました。
しかしこの時私は、自分のマイクも持参してたんですよね。
なので、帰りのフライト時の手荷物にはマイクが3本。(笑)
マイク類は取り扱いに注意しなければならない繊細な機器です。その辺はしっかり対策してるので問題はないのですが、フライトの保安検査場でちょっと時間を取られてしまいました。
保安検査のX線の門を潜り、手荷物が流れてくるのを待ち受けていたところ・・・
保安検査官が数人で何やらボソボソと話ししながら怪訝な顔をしているではありませんか。
あっ、マイクが引っかかってしまったか・・・と気づき、そして手荷物の中身を全て取り出して見せることに。
「なんでマイクが3本あるの?これは本当に全部マイク?」と、かなり不審がられましたが、確かに3本もあるのは変ですよね。(汗)
私もその時はうっかりしていたのですが、誤解を与えないように予め検査官に見せておくことが大事です。
保安検査場を通るとき、精密機器と取れるものであればパソコンと同じくカバンの中から取り出し、必ず「トレイ」の上に置いて検査を受けましょう。申請が必要なものは事前に手続きを。
いずれにせよ、精密機器は扱いやフライト搭乗時に少し気を使うので要注意ということです。
食品、飲料関係
食品関係、調味料や甘味料、ジャムなどの瓶入りのもの、ボトル入りの飲料など、重量のある飲食系のものはたくさんあります。
特に、飲料や汁物などの液体物の場合は、フライト時に手荷物に入れて持ち込めません。
重さのある飲食料の場合は、搭乗手続きや保安検査を済ませた後、空港内のお店で購入して手荷物で持った方が安心です。
空港内のお店で買うとちょっと高いので、あらかじめ買い込んでスーツケースに詰めておきたいところではありますが、そういったものは大抵割れ物なのでパッキングするには不安。そしてやはり絡んでくるのがフライト時の委託荷物の重量制限への影響です。
スーツケースの重量チェックを終えて荷物を預けた後、空港内で買うのが一番シンプルで楽ですよ。
瓶入りの調味料やジャムなども同じく。スーツケースに入れると重くなるので空港内で購入しましょう。
フライトを控えた方へお土産として持たせるならば、食品系の重量のあるものは避けて、なるべく荷物の負担にならない食品を選んだ方が無難です。
麺類は人気だし見栄えもするのでおすすめ。だけどかなり重いし嵩張るんですよね・・・
日本の空港内によく売られている、3~4食入りのラーメンセットやうどんセットなどもかなり重量があります。
麺類のセットってすごく人気なんですよね。
特に箱入りのものは見栄えもしっかりするし、外国人、海外在住の日本人に関わらず「日本に行くなら、ラーメンが欲しい!」ってリクエストが多数。
でも、重いんですよ。
私の場合は、立派なボックス入り商品は避けて(笑)、1〜2食入りくらいの簡易的な麺類を購入します。インスタント麺なども結構喜ばれますよ。
もう、それで十分!インスタント麺すら日本のものは格別に美味しいですし、一個でももらえたら私も大感激していますから。
見栄を張る必要なし。(笑)
それでも、見た目ガッツリのお土産用の麺セットを購入する場合は、空港内で買っちゃえばパッキング時の重量懸念はありません。
ただ、それは自分が飛行機に乗り、相手に持って行くためのお土産にしましょう。
友達にリクエストして「買ってきてもらう」のは避けたほうがいいかもしれません。
賞味期限とか生麺かどうかとか、持ち込み規制大丈夫かどうかなど考えることも多い上に、重いですから。
私が「げっ!」て思ったのが、イギリス友人からラーメンセットを4箱頼まれたことです。
いやあ、重い重い!(笑)
自分のお土産を買うのは諦めましたもん。(笑)
やっぱりラーメンって人気があるんだなーと学びましたが、ちょっと荷物になるのが平気であれば、麺類のセット土産ってかなり喜ばれますよ。重くて邪魔になるのは覚悟で!
今回は、避けた方が無難かもしれないお土産ということで、重量のあるものでお土産に選びがちなものを例にあげてみました。
これらはあくまで「一旦考えて購入しよう」という参考程度の意見ですので、相手にとって喜ばれるものやリクエストいただいているものであれば、深く考えすぎずに差し上げるのが良いと思います。
最低限考えるべきことは、持ち込み規制や飛行機に載せて良いものかどうか、ということだけです。
次のブログでは、続けて「避けた方が良いかもしれないもの」を語りたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。