バスキングの準備をしよう!
皆さんこんにちは。
海外のバスキング事情をお伝えすると共に、「バスキングのすすめ」を進行しております。
ここでは、実際にバスキングを始めるための準備をお伝えしていきたいと思います。
バスキングをはじめる前に
具体的な準備物の前に、性格的にバスキングが向いてるかどうか、ちょっと考えてみるのも面白いかもしれません。
あまり向いてない性格であれば、違うアピール法・違う側面の音楽活動としてバスキングを行いながら、普段の活動と併用してみると楽しいと思います。
逆に、めちゃめちゃバスキング向き!と思えば、それ一本を生業にするのも可能かもしれません。
バスキングをレギュラーでやっているバスカー達の特性をまとめていますので、宜しければご覧ください。
準備以前の準備をしよう
基本的なことですが、バスキングをやる場合、何か一芸を持ってなければいけません。
自身のパフォーマンスについて考えてみましょう!
街頭で披露する芸を考える
弾き語り演奏やそのほかの楽器のソロ演奏であったり、バンドで演奏する方もいます。
音楽以外のパフォーマンスであれば、ダンスやパントマイム、絵描きなどもあります。
パフォーマンスの内容によって、披露できる場所も変わってきます。
街の片隅や、閉鎖した店舗の前で演奏したり、路上で演奏するならば、大掛かりなバンドセットや、動きの激しいダンスパフォーマンスなどはやれないので、楽器一本で動けるバスカーの方が有利です。
銅像などのアートパフォーマンスであれば、家族連れが集まりやすい公共施設の付近や、公園などに向いています。
広めの場所が取れるなら、ジャズをトリオで演奏することや、ダンスや複数人でのパフォーマンスでも堂々とやれますよね!
あくまで街頭・路上でのパフォーマンスなので、自分がやりたいかどうかよりも、やれる環境かあるかどうかを考えてみましょう!
バスキングで披露できる芸がある人
すでに、何かバスキングでパフォーマンスできる芸を持っている方は、まずは「そのパフォームを披露できる場所」から探しましょう!
いくらバスキングに向けて練習を重ねても、やれる場所がなければ始まりません。
逆に、バンドで路上でやろうと思っていたんだけど、やれそうな場所がない・・・という場合は、一人でバスキングをやる道を選択しましょう。
バスカーの中には、やりたい環境でその楽器が受け入れられないため、バスキングのためにわざわざ他の楽器に変えたという人もいます。
環境に合わせて自分が変わることが、いますぐバスキングを始められるコツです。
バスキングは、自分を推すのではなく、その街の雰囲気に合わせることも大事です。
バスキングで披露できる芸がない人
楽器もできない、特技もない・・・
そんな場合、そもそも根本的にバスキングはできません。
まずは楽器でもなんでもひとつ、身に付けましょう。
しかし、「口笛」のバスカーもいますので、口笛でトライするのもありです。
アカペラのバスカーもいますし、カラオケトラックを持ち込んで歌を歌うバスカーもいます。
もし楽器やダンスなどができなくても、すぐに始めることはできますが・・
万人に晒される場所で披露するわけなので、うまくできない場合はジャッジも覚悟です。
バスキングの初披露の日付を決めてしまおう!
今まったくバスキングで披露できる芸がないとしても、バスキングをやると決めてしまってから、何かを習得するという方法もアリです。
「何月何日に、バスキングをする!」
そう決めてしまってから、周りにハッタリのつもりで宣言しまくりましょう。
どんな楽器をやるか、何を披露するかは、宣言した後に決めればいいです。
その辺は、直感で!
やると決めてしまった以上、やらなきゃ仕方ないので、やると思います。(笑)
これは筆者の経験上です。
そして、周りに宣言しまくることで、後に引けなくなることが重要ポイントです。
例えば、何かの楽器を少しだけ弾ける(人前で弾くほどではない)という人は、2週間後くらいに設定してしまってもいいと思いますよ。
多少弾けるようならば、2週間詰めて、最低3曲は仕上げて、当日はそれを繰り返せばいいのです。(とりあえずは!笑)
レパートリーを増やすのは後からでも構いません。
最初にスタートを切らないと、いつまでも進まないので。
どんなに長くても、3ヶ月後に設定を
楽器が弾けない、全く何もない・・・という方は、楽器に慣れてくる1年後くらいに設定したいところですが・・・
実のところ、ゼロから1年後の目標に向けて行動するのは険しき道です。
1年が短いのではなく、長いのです。
バスキングの初披露は、完璧を目指しては行けません。
極論を言えばめちゃくちゃ下手でも問題なし。
1年で何かの大きな目的を果たそうとか、結果を残そうと思うと、1年は短すぎます。
しかし、スタートを切るという意味で考えると、1年後を目標設定にする事はあり得ません。
それまでの間で、必ず意識が他に移ってしまい、始める前にやめると思います。
一般的に、海外留学の世界でも、3ヶ月説というのがあり、「留学したい」「海外行きたい」と口に出したり、留学エージェントに相談に行ったりしてたとしても、3ヶ月経っても行動を起こさない人は「留学しないだろう」と言われています。
行動を起こす、というのは、海外に実際に渡るということに限らず、学校を探し始めたり、滞在先を確保したり、「もう海外に行くしかない状況」のスタートを切るということです。
3ヶ月以内に行動開始できる人は、実行、実現します。
ですので、どんなに長くてもリミットが3ヶ月後です。
3ヶ月経ってもスタートを切れていない場合は、それはもう、自分には向いてません。
完璧なバスキングを3ヶ月後に行う必要はありません。
いざ、本番をむかえ、楽器が上達せずに自信がない場合は、一瞬路上に立って1曲演奏するだけでもいいですし、友達を広場に集めて、そこでやる「練習会」みたいになっても構いません。
ですから、「初バスキングという名目で人前で1曲は必ず演奏する!」この目標を3ヶ月後に設定してください。
どんな形でもそこで始めることができれば、次が必ず生まれます。
バスキングは、路上でパフォーマンスすること、それだけ!
日本のストリート人気で、バスキングはすっかりメジャーなジャンルとなっていますが、元々は、日銭を稼ぐためや、心の内を表現して楽しむために路上で楽器を弾き、歌うことから始まっています。
誰かにアピールしたり、大勢の方に曲を聞いてもらうためや、ファンを獲得するためにやったり、広告的に行うものとしては、後々の進化によって出来たスタイルです。
そこに重点を置いてしまうと、気構えざるを得なくなりますので、プレッシャーも大きくなってしまいます。
路上に立ってパフォーマンスをするということができれば、すでにバスカーデビューということになると考えれば、かなりシンプルで、敷居も低いですよね!
まずはバスキングを気楽に考えて、スタートすることから始めてみましょう!
まとめ
今回は、バスキングの具体的な準備に入る前の、現状の把握や気持ちの準備面を軽くお話しさせて頂きました。
バスキングは、路上に出てパフォーマンスをすれば、それがバスキング。
シンプルに成り立つことですので、最初から長時間の演奏や完璧な演奏を目指さず、まずは路上に立ってみることを目標に、興味のある方はぜひ、スタートしてみてください。
最後までお読み頂き有難うございます。